このところ“どんみり”とした日ばかりだったが、久々に気分がいい。
せっかくのいい気分をだいなしに、マットレスを捨てる奴がいる。ここは見沼用水と江川(写っている川)が交差するところで、左のトンネルは見沼用水がオーバーフローした流れの出口。見沼本流は、江川の下をサイホン式にくぐり抜けている。
この交差部の下がカワセミのよく見られるKP(カワセミ・ポイント)点。今朝は、カワセミでなく見かけない鳥がいた。動きはゆっくりでゴイサギのそれに似ている。こちらがさかんに写真を撮るのでもじもじして、しまいにすぐ近くのエノキの樹冠に逃げ込んだ。ところが、先客あり。ここを定位置とするゴイサギである。別に喧嘩はしないようだが、互いにそっぽをむいている。
F氏によると、この鳥はゴイサギの若鳥で模様から星五位ともいうだそうだ。どうりでもっさりした動作がそっくり。
先客ゴイサギの成鳥
呉越同舟。中央に星五位、右端やや上にゴイサギの青みがかったグレーの体羽が見る。携帯の液晶では、何を撮っているのか皆目見当がつかなかった。
若鳥とわかってみれば、呉越同舟でなく、近頃の若者とオジ(オバ)サンかな。
スイフヨウ。これはやはり酔芙蓉と書くべきか。白は今朝咲き出した物。ピンクは昨日の花である。ニッコウキスゲは一日で咲き終わるが、こちらは昼から一杯やって、夕方にはできあがり、翌朝は決まって二日酔いだ。
タデ、三題(イヌタデ、オオイヌタデ、ミゾソバ)
イヌタデ
オオイヌタデ
名前の通りイヌタデより大きい。花はイヌタデほど赤みを帯びない。
ミゾソバ
溝の中によく生えて、花がソバそっくりだ。
前のオオイヌタデもこれも川の中なのでズームで撮っているから細部がはっきりしない。
ヒヨドリジョウゴの実。これからだんだん赤くなる。
このあたりにはめずらしい大型のセリ科植物。セリ科となると諦めてしまうのだが、アシタバであろうか。
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