少しルートを変更。いつもはKP(カワセミ・ポイント)から下流を歩くが、今朝は上流へ向かった。上流は、見沼に併走して幹線道路が走っていて騒音が激しいことと、歩道が整備されすぎて野生が少ないのだ。しかし、今朝は目的があった。
……ナデシコ
クジャクソウ
この程度の距離ではさっぱりうまく撮れない。
近くだとこのくらいは撮れるのだが。
チェリー・セージ
手前はスイセンの叢、奥に続くのは、ここには見えないが残っている花茎を見ると、ナデシコの仲間らしい。花時にまた来てみよう。
今朝の目的はサネカズラだ。夏に見沼のこのあたり(グリーンセンターという川口市の植物園がある)にサネカズラの植栽があるのを確かめてあった。
サネカズラの垣根
花は終わって実になりかけている。
おもわず“美味そう”といってしまう。和菓子にあるよね、似たのが。
シラハギ(シロバナハギ)
カゼクサ(風草、道芝)
どこにでもあるが、なかなか風情がある。でも写真は難しい。
やっと写っていた一枚。
イヌホウズキが道端の撮りやすい位置にあったので、いろいろ撮ってみた。
うまく特徴が捕らえられたと思う。
これとは別に外来種のアメリカイヌホウズキがある。イヌホウズキも厳密には在来種ではないようだが、到来した時代が古いので在来種扱いとなる。ノウゼンカズラとアメリカノウゼンカズラの関係と同じだ。
イヌホウズキ
まだ花が残っている。
アメリカの実と一見して違うのは艶がないことだ。アメリカは黒光りしている(後出)。
それと花柄の出方が違う。アメリカは枝の先端から花柄が放射状にでるが、在来種は枝の途中から出る点をずらして交互に出る。
以前撮ったアメリカイヌホウズキ
ひどい写真だが、実の照りが違う。
自然のなりゆきとして、両者の交雑種があって、その分類をしきりにやっているサイトもあるが、そうなるとお手上げ。まあ、好きなひとに任せておこう。
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