今朝は、KPでカワセミがゆっくり見られた。日がまだ射し込んでいなかったので、こちらの影を取られなかったからだ。左のトンネル内のお立ち台や、表の桟のあいだを行き来していたが、あまり魚は捕れなかった。そのうち、日が当たり出すと、今度は右のトンネルのお立ち台へ移った。こちらも漁はよくない。
そのうち、上手からもう一匹カワセミが飛んできて、ぼくの眼前を通過して、20mほど川下の、こちら岸から川面へ迫り出しているブッシュの陰へ入った。そのとたん、トンネル内のカワセミも飛び出して追いかけて、同じブッシュに入り、ツピー、ツピーと3回ほど鳴いた。鳴き交わすというより、一匹だけが鳴いているようだった。その直後、一匹はさらに川下へ飛び去っていった。もう一匹の飛ぶところは見えなかったが、多分、一緒だったのではないか。
話しばかりでは面白くないので、なんとか姿の判別できる写真を載せてみる。
カワセミ 正面
カワセミ 右へ飛び立つ
カワセミ 左向き
オキザリス・トリアングラリス
葉は斑入りというのだろうか。霜げたのではなさそうだ。
文化放送送信所の敷地
うっすらと白く見えるのはすべて、露を置いたチカラシバである。
ちなみにチカラシバ(2007年10月17日)
昨日の写真と同じバラ
霜のように見えるが、夜露だ。
手入れ後の花壇
見沼のフェンスと道路の間の空き地が花壇になっている。ほとんど放置状態なのだが、ときどき手入れをしているひとがいる。今朝は、声をかけてみた。そのひとの話しでは、昔はこの花壇を世話する会があったのだそうだ。それが、しだいに寂しくなり、ついに、彼一人なり、いまも続けているのだという。この花壇は細長く数百mにわたって続いている。世話をするといっても容易でなかろう。去り際に、ねぎらいの言葉をかけると、“ありがとう”の返事が返ってきた。
カルガモ、コサギ(手前)、
チュウサギ(奥)
カルガモにサギも仲間に入った。2匹くらいだとカメラを向けただけで逃げるが、このくらいの数になるとこちらを気にしない。
F氏に、ほかに撮った写真も添えて、うかがったところ
“恐らく、ダイサギの亜種で
チュウダイサギの冬羽と思われます。”
とのこと。ダイサギにさらに亜種として大、中があるとは知らなかった。
らくだ坂の下の藪のなかに、カキが見事に熟していたので採ってきた。どうせ渋柿だろうから、干してみるかとおもったのだ。
採るときは見えなかったが、裏側は鳥につつかれて皮が剥けてアリがたかっていた。もう軟らかくなっていて、ちょっとなめてみると甘い。きれいに洗い、スプーンですくって食べてみた。これが美味。八百屋のカキなど問題でない。
ただ、白い小さな玉がいくつも出てきた。なにかの種かと思ったが、そうではなかった。どうも空気銃の弾のようだ。だれかが、柿を標的にしたのか。
カキはまだ残っている。鳥とアリの上米をはねるようだが、明日からの楽しみが増えた。
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