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by ojer |
昨日の朝日新聞の夕刊に『「どぶ川」2年で清流に』の記事があって、埼玉県が数百億をかけて、浚渫してきれいな水を流し込み、水辺の淵や瀬の整備、生物浄化などで短期間にどぶ川を清流にするという。そのどぶ川のひとつに毛長川があげられていた。いうまでもなく、わが散歩コースの見沼とKP点で交差している川だ。正確にはKP点から上流を江川、下流を毛長川という。 清流にするとはいっても、毛長川の現状は次の写真に見るように相当悲惨なものである。水辺の淵や瀬の整備といっても、いったいどうするのだろうか。期待はあるが疑念も大きい。あと2年でどう変わるか、お手並み拝見である。 毛長川とは、こんな川である。ビル工事の基礎工事のように、鉄板の擁壁で囲まれた下水のような川だ。これに比べると見沼用水のほうがまだましである。 実は、毛長川の下流に調整池があるという。洪水時にあふれた水を流し込んで増水を緩和する施設だ。いままで行ったことがなかたので、今朝は散歩コースを変えて、行ってみた。 調整池付近の毛長川。正面の右側が上流。 ここで毛長川は直角に曲がっている。 上の写真の撮影地点から下流側を見る。この奥、両側側に調整池がある。 テニスコート。だが、周囲の壁が高い。これが調整池だ。池といっても普段水はない。増水時に、ここに水を流し込む。 水位が上がるとオーバーフローした流れは、この開口部(越流堰)から奥の調整池(下の写真)へ流れ込む。 別の調整池を反対側から見たところ。左奥に見えるのが、上の写真の越流堰の出口側。この調整池は普段はゲートボール場になっている。 別の越流堰。まるでダムの放水路のようだ。この下はまた別の調整池(次の写真)。 最後の調整池。ここへ流れ込んだ水はトンネルをくぐって毛長川排水機場へ流れ、そこから芝川へ排水される。 Tags:自然 by ojer | 2007-12-11 11:06 |