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by ojer |
先週、少し遅いのは承知で、ぶらりと都内の紅葉を見にでかけた。飛鳥山、六義園、後楽園などが目的だったのだが、飛鳥山は思ったほど紅葉がなく、六義園は混雑して風情がなく、後楽園も混んでいたのでやめてしまった。ようは、紅葉狩りはぱっとしなかったのだが、思わぬ収穫があった。 およその見当で東大の前から後楽園方向へ坂を下った。菊坂だ。この坂は切り通しになっている。左側の歩道をぶらぶら歩いていると、建て込んだ家並みが開けたところで、崖の上に異様な建物が見えた。すぐに、これは『本郷館』だと気づいた。最古の木造三階建てとして有名で、いまは廃れてしまった賄い付きの下宿屋である。以前から見たいとは思っていたが、すでに取り壊しが決まったと知って、これはもう見られないかと諦めていた。 この木造建築が関東大震災も戦災もかいくぐって残ったのは奇跡。 小山のような木造建築。自立していること自体が謎。 この角部屋の室内はどうなっているのだろう。 この坂を下るとすぐに菊坂。 Tags:雑文 by ojer | 2007-12-16 11:25 |