雑記 OJer Blog 旧ojer.exblog.jp トップ | ログイン | ||||
by ojer |
実は我が家から数十メートル北側の崖の先はもう川口市だ。飛び降りるわけにもいかないから、東側を迂回して階段を下りると安行慈林となる。鳩ヶ谷と川口の市界に沿って北上するとコンフォール東鳩ヶ谷の団地へ行き着く。以前は鳩ヶ谷東公団といって二階建ての団地だったのを、建て替えてえらくスマートな名前になった。 驚くべきことに、ここに流政之の制作した彫刻がある。旧東公団を建てるとき、そのパブリックアートの思想に共鳴し、設置する彫刻類を彼が制作したらしい。まったく知らなかった。だって、失礼ながら流政之のイメージとはかけ離れたおんぼろアパート群だったのだ。その因縁で、今回の新築にあたってまたモニュメント『住塚』を制作したのだ。 コンフォール東鳩ヶ谷の団地 『住塚』 うーん?あの日本刀の切れにも例えられた流政之の彫刻ねえ? まごうかたなき“流”。 旧パブリックアートの復刻だという。 さて今日はその先どこへ歩こうか迷ってしまった。安行の道は、地図など役に立たないし、地図を頼りに歩いても面白くない。大きな園芸農家の圃場の通路を彷徨ううちにどこかえ出ればいいと思って歩いていたら、密藏院へ行き着いてしまった。実は、ここは鳩ヶ谷・川口寺社散歩の大本命で、名物の安行桜が満開のときに載せるつもりだった。ま、なりゆきで、据え膳喰わぬわけにゆかぬ。 密藏院参道入口 安行桜の並木 満開時は見事な花の並木となる。 おそれおおくもこれより参道につき“下乗”。 山門 お砂踏み参道 四国八十八ヶ所霊場の境内の砂を埋めてあるのかな? 銭洗弁財天 そこまでやるなよ! 真言宗海寿山満福寺蜜藏院 鐘楼と石碑 境内は広くないのだが石碑、彫像の類は所狭しと建っている。写さなかったがモダンな集会場というかコンサートホール風の建物もあった。 ではこのへんで、さようなら。 次なる『安行原の蛇造り』も偶然に出会ったものだ。 はて、“蛇造り”とな? こんな道を横目に見て進む。そうこうするうちに、また通行の激しい車道へ出てしまったと思ったら………… あったあ! 安行原の蛇作り なるほど、そいうことであったか。これは是非、今年の五月二四日には拝見せねばならぬ。 蛇頭 蛇造りの謎がとけて安堵。あとはひたすら帰宅。 帰途、ビルの陰に隠れて庵の梅ならぬ臘梅 人家ではない。石材店のサンプルのようだ。 Tags:自然 by ojer | 2008-01-07 11:44 |