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by ojer |
いつも散歩する見沼用水は、正確には見沼用水東縁である。用水東縁と西縁が見沼田圃を挟んで高地を流れ、用水から取水されて田圃を潤した残水が田圃中央の芝川に流れ込む。東縁、芝川、西縁が、それこそ“川の字”に流れている。昭和40年ころに改築されて新芝川ができ、蛇行していた芝川はまっすぐな人工河川になった。その切り捨てられた蛇行部分が『旧芝川』だ。 旧芝川は、鳩ヶ谷博物誌に何度か出てくるので、行ってみたのだが、いま調べてみると、TVで取り上げられて、その浄化がテーマの番組が進行中なのだった。 少し遠いので往きは歩くにしても、帰りはバスか地下鉄にしようと思い、今朝は、小銭入れを持って出た。 高層花壇 ビニール袋を応用して、なかなかのアイデアだ。本日のテーマにまったく無関係。 東電鳩ヶ谷変電所 この反対側を新芝川が流れている。 新芝川 鳩ヶ谷側から上流方向を望む。視界がよければ丹沢山塊が見えるか? みるからに人工河川。もっとも今は、荒川も隅田川も、都市近郊を流れる川は、みなそうだ。 汐入橋 名前からすると、ここまで東京湾の潮位が影響するのだろう。流を見るとたしかに逆流している。今日の東京湾の満潮は6:48。現在時刻は7:21。内陸まで潮が上がるタイムラグを考えると納得できる。 ヒドリガモ 写真じゃわかんないね。鼻筋の通った?きれいなカモです。 旧芝川分岐点 手前、左の奥に水門があり、その下流が今日歩く旧芝川。水門で歩道が行き止まりになり、勢いをつけてコンクリートの斜面を駆け上る羽目になった。 上手左に見える橋は、さらに上流の旧芝川に懸かっている。つまり、このあたりで旧芝川が新芝川に接している。 旧芝川 水門のすぐ下手 新芝川からの導水。臭い。 オナガガモ 人に慣れているのか逃げない。 両側に草地があって、早瀬や淀みなども工夫されている。 ただ、終始ドブ臭いし、流もやはりドブ水である。 左手から下水が流入し、右手にはアシ原。 右手のブルーの壁は川口オートレース場。 コガモ メスばかりがお休み中。 マガモ オナガガモ ためらいながらも、むこうから近寄ってくるのは、餌付けされているからだろう。 コガモの群れ オナガガモより用心深く、近寄ると去ってしまう。 噴水口を回遊するオナガガモ 来た方を振り返る。黄緑の建物はオートレース場。 ハシビロガモ 羽づくろいするオナガガモの群れの中に、ハシビロガモが一羽いた(左から四羽目)。嘴が長く黒く、胸が焦げ茶色。写真をクリックして拡大するとわかるとおもうが、長いだけでなく先がしゃもじのように広がっている。 ハシビロガモ 遊弋する別の一羽。 新朝日橋から上流を見る。これまで歩いてきたのは左岸(右側)。 ここで本日の旧芝川散策は終了。この先は歩道はない。対岸に渡ると歩道がつづいているからまた次回としよう。 今朝は遭えなかったが、鳩ヶ谷博物誌によればカワセミもよく見かけるという。 2008年1月11日追記 小型のチドリのような鳥がいたので、あとでF氏に特徴を説明すると、イソシギであった。名前からは浜辺が想起されるが、むしろ河川や湖で多く見かけるという。一直線の白い風切が印象的だった。 落とし物!!! 新旭橋近くのバス停。 ちょうど家の近くが終点のサンテピア行きのバス路線が通っていて、数分でバスが来るので乗ることにした。 このバス、鳩ヶ谷市内起点のバス路線と違って、スイカが使える。わが携帯にはスイカが入っているので、はじめて国際興行バスで使った。小銭入れは要らなかったわけだ。 このようにことごとく、川口と鳩ヶ谷では落差がある。ただし、だからといって合併すればいいといっているわけではない。 Tags:自然 by ojer | 2008-01-10 14:02 |