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by ojer |
あまり変化はないだろうと思いつつ、今朝は見沼ウォークにした。 カワセミ KPで久々にカワセミ。もっとも、カワセミにしてみれば、おまえがこないだけで、俺はいつでも居る、と言っているかもしれない。それにしても、葉も落ちて隠れる木陰もないのだから、とっくに逃げ去っているはず。多少の慣れがあるのか。 ネット越しのカワセミ ここまで近づいて撮ったらシャッター音で、一瞬にして姿を消した。でも最接近記録かもしれない。 こういうネギは美味いのだろうなあ。 文化放送残雪 見沼小バラ園残雪 あと何時間で落ちるか? 笹五位 ひとまわり大きくなったような気がする。 行きがけ、カワセミの写真を撮ったときは、定位置のトンネルの中に居たのだが、不漁か満腹かしらないが、出てきてしまった。 そういえば、どこに塒があるのだろう。 ちょっとコースを変えて鳩ヶ谷氷川神社へ寄り道したが、変わりはなかった。 氷川神社夜雨 以前の氷川神社のときにも出した石碑。なぜ同じ物をだしたかというと、六本木の国立新美術館で横山大観展を見たからだ。そのなかに瀟湘八景のシリーズがあって、その題を見ていて気づいた。何とか八景というのは、すべてこの瀟湘八景をもじって題としていたのだ。広辞苑を引くと「平沙落雁・遠浦帰帆・山市晴嵐・江天暮雪・洞庭秋月・瀟湘夜雨・煙寺晩鐘・漁村夕照」の八景で、近江八景、金沢八景はこれにならった、とあった。当然、鳩ヶ谷八景もそれにならって、「五反田落雁・芝川帰帆・松原晴嵐・法性寺暮雪・境橋秋月・氷川社夜雨・地蔵院晩鐘・浅間山夕照」としたわけだ。昔の常識なのだろうが初めて気づいた。 それにしても横山大観はピンとこなかった。水墨画はまだしも、彩色物は見ていてどうにも落ち着かない。『無我』や『夜桜』も、写真で想像をふくらませているほうが良かった。『紅葉』にいたっては、不自然なバランスで気持ちが悪かった。あんなにでかい花や葉を見たら、うなされてしまいそうだ。『生々流転』も2度目だが、あの大作を構想して実現する気力と技量には感嘆するが感動はしない。いやいや、失礼をば。 ムクノキの根 容貌魁偉といおうか。 氷川神社の右脇の側道にある。 Tags:自然 by ojer | 2008-02-05 11:10 |