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今日は興禅院方面を歩いてみる。 アネモネ アネモネは、山仲間の掲示で話が出た、ギリシャ語の風を意味するアネモイが語源だそうだが、植物としてはイチリンソウ、アズマイチゲ、ハクサンイチゲなどが仲間だ。連休の八甲田では、雪解けとともに、蕗の薹(バッケ)とアズマイチゲの群落が顔を出す。 携帯のアンテナ 前回、この道を通ったとき森の中で工事をしているようだったが、今日来てみると携帯のアンテナが立っていた。人口カバー率100%達成のためか。 興禅院の庚申塔 中央は経塚。 左の庚申塔 その三猿 2匹が横向き 庚申塔もいろいろ見てくると、さまざまなバリエーションがある。ここの2つの塔は、それぞれ三猿の向きが違う。 右の庚申塔 その三猿 1匹だけ横向き ハナモクレン 写真でも蕾のふくらみが分かるようになった。 興禅院の十三仏の一部を紹介しよう。仏像の脇に仏名と真言の碑があるものだけをとりあげた。 仏像、仏名、真言の順 不動明王 正確には明王は“仏”ではないが、ま、いっか。 釈迦如来 文殊菩薩 菩薩ももちろん“仏”ではない。 普賢菩薩 地蔵菩薩 弥勒菩薩 弥勒はサンスクリット語のマイトレーヤの音写だ。インドやイランのミトラ神が語源になっている。大乗仏教では、釈迦の没後56億7千万年後に再来する未来仏だが、“未来”ということで、現在における、さまざまな?宗教?の“降臨”のネタに使われているようだ。 マイトレーヤは実在の人の名前でもある。仏教思想史上有名な論者である無着、世親兄弟の師としてその名がある。 まだまだ写真は撮ったが、仏様もすこしあきたので、別項でまとめることにしよう。 家から興禅院までの道は、旧道通しではあるが、車の通りが結構ある。車がくると立ち止まってよけないと危ないくらいの幅しかない箇所もある。 帰途は、なんとか安行らしい道(安行では「ふるさと歩道」と呼ぶらしい)を見つけよう。 十三仏の外側の道 おおおお 園芸農家の技の見せ所。 仕立ててある木は、サワラの園芸種であるヒムロ 梅の大木 大分遠回りになるし、最後は住宅街に入り込んでしまうが、なんとか車道を避けて帰ることができた。 Tags:自然 by ojer | 2008-02-22 10:12 |