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by ojer |
昨日は、地上はサクラ満開というなかを吉野の梅郷を訪ねた。先週訪ねた偕楽園はもうとうに盛りを過ぎていたが、こちらは山間で標高が高いせいかまだまだ楽しめた。 この梅郷が好きだった亡き友人を偲んで「梅神酒会」であった。彼が好んで暗唱していた平家物語の一節を読誦して供養するのが慣わしである。 折悪しく雨粒が落ち出したが、さほどの降りではなかったので、そのままつづけた。遺影を梅の幹に立てかけて、亡き友の一番の親友が、今回は「祇園精舎の事」を暗唱し、「殿上の闇討の事」を読みあげる。 居並ぶオジンどもはめいめい文庫本などを広げて黙読している。通りがかりの観梅客から見ると、変てこりんな新興宗教に見えたかも知れないね。ははは。 観梅の写真はない。見事な花盛りの梅園で、携帯など取り出して写そうという気が起きないのだ。 この写真は同行した友人のものを拝借 で、今朝は、久々に見沼通常コースを歩いた。 ハナニラ 御嶽神社の石段に咲いていた。 クサノオウ 御嶽神社の道路を隔てた階段の脇にいつも咲く。 東北のひとはできものを“クサ(瘡)”という。カサブタの瘡の転訛だろう。薬草として皮膚病に効果があるそうだが、毒性が強いので素人は手を出さないほうがいい。 ナデシコ ベランダが霜よけになっていつも咲いているが、さすがに春。 キュウリグサ ショウジョウ(猩々)? 一段と見事な紅色 カエデの園芸種も数が多くてわからないが、まあ名前からしてこんなところか。 ヒアシンス あとは通常の見沼沿いのコースだ。ほとんどがまだ若い桜並木になっている。 ユキヤナギ ムスカリ ブロッコリ 派手に咲いてしまった。 たまには美人をアップで 幹から直接生えている。 シキミも満開 文化放送の送信所 花見時は開放される。 まだ準備中 今年、4月4日からでは? シュンラン 園芸品を地べたに下ろしたのものだと思うが、見沼の縁の空き地に例年咲く。 ムラサキハシドイ(ライラック、リラ) このあとは、散歩コースをUターンして戻り道。 もう桜並木は飽きたかな。 アオキ ついにやられた。 丸刈りのトウカエデの並木 Tags:自然 by ojer | 2008-03-28 11:40 |