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今日はイチリンソウの自生地を目指す。興禅院の十三仏草原とは同じ崖線上にあるので、草花の生育条件もほぼ似ている。なにがしかの兆しがないか、微かな期待がある。 ニワウメ この薄桃色が清楚でいい。この実は美味い。 アーティチョーク アーティチョークの株は散歩中に何株か見かけるが、これが最大。ただでもでかいアーティチョークの花。こいつの花はどんなにでかくなるか、楽しみ。 新しい路 自生地北東端の新開拓の区画(第三区画)に新しく遊歩道ができていた。 区画名は説明の都合上、勝手につけたもの。 南西端の区画(第一区画) 中央の高木を竹の柵が囲んでいる。このなかにいろいろな野草が保護されている。 これだけ樹木が残っているからだろう、コジュケイが2羽で競い合うように鳴いていた。近くで聞くとけたたましいくらいだ。 ニリンソウの葉叢 看板に見えるシュンランはまだ芽生えていない。 イチリンソウの葉叢 少し紫がかったヨモギの葉のように見える。まだ葉叢だけだ。 →ニリンソウだった ところが、叢を離れてすでに開花している1株があった。これには驚いた。異様に早い開花だ。 保護地の中央に咲いていたので、ズームでやっとこれだけ撮れたが、写真ではわからないかもしれない。中央の緑の葉の右側の白いものが、下を向いたニリンンソウの花だ。他の株は、まだ花どころではない。この自生地で一番早い開花ではないか。 ヒトリシズカ この群落を見つけたときはうれしかった。もうすぐ楽しめる。 ウグイスカグラ ずいぶん早い開花だ。いくつも垂れ下がるように咲いている。見沼沿いにも一株あって、秋に狂い咲きしてしかも実を付けていた。さっそくあちらもチェックしなければ。 イカリソウの芽生え わかるかなあ。やや左上の放射状に4本茎をだしている。まだ芽生えたばかり。 ウラシマソウの芽生え 3本角のように見える。芽生えたばかりだ。 ウラシマソウ こちらはだいぶ育った。マムシグサなどと同じテンナンショウ属で、仏炎苞から釣り竿のようものが長く伸び出す。 イチリンソウの群落 これはイチリンソウの最大の群落がある中央の第二区画のもの。この草むらがほとんどイチリンソウだ。スイセンのような葉は、キツネノカミソリ(第一区画に多い)かもしれない。 六兵衛坂のユキヤナギ 六兵衛坂を上がってゆくと風の乗って良い香りが運ばれてきた。ユキヤナギの群落からくるものだった。 これは2月25日の六兵衛坂 右奥のブッシュがユキヤナギだったわけだ。 季節の移ろい、かくのごとし。 六兵衛上のシダレザクラ 上の2月の写真では、路傍の左上に裸の木がある。それがこのサクラ。 トサミズキ(土佐水木) ヒューガミズキ(日向水木) トサミズキとよく似ているので、ぼんやり見ていると区別がつかない。こちらのほうが花が大振りで花弁が厚手、花数は“a few ガミズキ”である。ははは、失礼。 ハクモクレン 地べたまで枝を垂らしていたので撮れた。 ちょっと中を失礼 シャラノキ(ナツツバキ) 銀色に芽吹いてた。 なんだかエイリアンの嘴のようだ。 クヌギ くすんだ緑がよい。 カナメモチの芽生え この辺ではアカカナメと呼んでいる。アカメモチの名もある。 Tags:自然 by ojer | 2008-03-29 11:44 |