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by ojer |
今日のサクラ サクラの絨毯 昼過ぎになると、前の病院の庭はこんなになった。 見上げると… アケビのこと 家の居間の前に、日よけのためにアケビ棚がある。日当たりはいいのでよく育つ。が、一説によると、アケビは半日陰を好むので、家の北側に植えるとよいともきく。 どちらが正しいのか判断未定の状態だが、毎年花はきれいに咲く。 アケビの棚 こんなにたくさん花を着けるのだが、一度も実がなったことがない。アケビが雌雄同株であることは植物図鑑にでている。ヤマモモのように雌雄異株の場合、雄株と雌株が近くにないと、雌株が結実しない。雌雄同株ならば一株でも実を付けるはずだ。 長いこと疑問だったが、最近Webで調べてみた。すると、アケビには自家不結実性という性質があって、一株だけでは結実しないということがわかった。近くに、別の株があるか、ない場合、人工的に別の株の花から花粉を採って人工授精する必要があるらしい。雌雄同株でも雌雄異株と同様なのだ。 手前の紫の大きいのが雌花で、奥に隠れている白い小さいのが雄花。 アケビは5葉、ミツバアケビはその名のとおり3葉である。 交雑してゴヨウ(5葉)アケビというのもある。 葉がミツバアケビに似ているが5枚ある。 そこで一つの謎が解けた。近所のアケビで、日陰に植わっているのに一株だけでよく実を着けているのがある。このお宅の近くに、放置された畑があり、そこにミツバアケビが植わっているのだ。アケビとミツバアケビは種は異なるが、互いに受粉には役立つという(理屈は不明だが)。 そこで、散歩がてらあちこちアケビの株を見てまわった。しかし、この時期、アケビの株はあっても、まだやっと新芽がでたくらいで花にはほど遠い。うちのアケビは早咲きすぎるのだ。別株の花粉を冷凍保存しておく手があるそうだが、いずれにしても今年、実らせることはむりのようだ。 Tags:自然 by ojer | 2008-04-04 14:13 |