OJerBlog
 
イチリンソウ自生地・安行自然公園 2008年5月15日

久しぶりに朝が明るい。朝霧が少し残っているが良い天気になりそうだ。

カラムシ(苧、紵) 割坂(かつざか) 木立のトンネルを抜ける。

カラムシは、少し湿っていれば、どこにでも生えるから庭では雑草扱いだが、じつは由緒正しい。縄文人はこれの殼(カラ 茎の外皮)を蒸して、衣類や縄を作っていたと思われているし、以前にも書いたとおもうが、日本書紀の持統天皇の項にカラムシの生産を奨励する詔がある。

《持統七年(六九三)三月丙午【十七】》◆丙午。詔。令天下、勧殖桑・紵。梨・栗。蕪菁等草木。以助五穀。

自生地(第2区画) フタリシズカ

自生地の下生えがだんだん伸びてきている。あまり伸びて地面を覆うとイチリンソウに影響するとおもうが、どのように手入れするのだろう。 

フタリシズカは、なかなか花茎が伸びない。このところの寒さもあるだろう。興禅院のフタリシズカはもう咲いているはずだ。

今朝は密藏院の南の自然公園まで足をのばした。

自生地(第1区画) 安行自然公園

以下は密藏院。密藏院は古木が多い。いちど、古木特集でもやるか。

枝垂れカツラ 密藏院ツゲ 推定樹齢500年 密藏院
七五三掛家之墓  密藏院ヤマボウシ

  七五三を“しめ”と読むのは狂言師の名前で知った。七五三掛とは珍しい名前とおもって調べたら、家名、地名、城の名前、サクラの名前などいろいろあった。鳥海山の山中にもあるらしい。Atokで“しめかけ”で変換すると七五三掛とでる。七五三を“しめ”と読ませるのは、注連縄の結び目や縄の数からくるという説があるが。

アメリカフウロ蛇づくり

アメリカフウロは、前回はぼけていたので取り直した。蛇づくりは、毎年更新は今月24日。見に行かねば。

コロラドトウヒ?シダレエゴノキ

  シダレエゴノキははじめての木だったが、あてずっぽうにエゴノキに枝垂れをつけて検索したら、そのままの名前だった。普通のエゴノキより繊細な感じがする。

シダレエゴノキオオマツヨイグサ
クサイチゴのオアシスクサイチゴの実

クサイチゴ の美味そうな実は撮ったあと摂ったのはいうまでもない。

色変わりのオオモミジコノテガシワの実
現在の閲覧者数:
  
   
現在の閲覧者数:
inserted by FC2 system