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安行自然公園 2008年6月13日

今年の梅雨は、めまぐるしく天気が変わる。今日はまた、早朝に限りだろうが、五月の空へ戻った。

わが町会では毎週水曜日夜8時から防犯パトロールをやる。週一回では気休めではあるが、やらないよりましか。そのときに一緒に歩いた仲間が、うちに面白いドクダミがあるという。花弁が普通じゃないというのだ。さっそく、朝の散歩の出がけに覗いてみた。

ドクダミの盆栽造りカラマツソウの盆栽造り

その仲間の家へ行く前に、前回載せたカラマツソウのお宅があるので、その盆栽を見ながら通過しようとして、隣の盆栽に目がいった。なんと、ドクダミの盆栽造りだ。しかも、八重である。まったく偶然だったが、そういえば前回のときもあったはずだ。注意が向かないと気づかないものである。前回のカラマツソウの写真はいまいちだったので、もう一度載せる。

八重のドクダミ

こちらが本命の仲間の家のもの。ドクダミではあるが特別扱いで、鉢に植わっていた。たしかに八重咲きで、しかも白いところが半分緑で葉のようになっている。普通、八重は雄蘂や雌蘂が花弁化する。ドクダミの白い花弁に見えるものは総苞片で特殊な葉になるわけだが、この場合の八重は何といえばいいのか。蘂が総苞化?したとでもいうのか。そういえば前回のハンゲショウもドクダミ科で、この白と緑に染め分けられたところは、ハンゲショウの葉と似ている。

Webを漁ってみると、八重のドクダミはそう珍しいものではないらしい。ただ、いままで気づいたことはなかった。今朝は、ドクダミがあると念入りに見たが、ほかには見つからなかった。

隅田の花火(アジサイの園芸種)安行自然公園の花菖蒲園

自然公園の花菖蒲は、期待はなかったがぱっとしない。予算がまわらないのか、ほとんど手入れもされていないようだ。

ハナショウブ
刀と金の玉カガリビバナタイマツバナ

蛇造りは、自然園への途中にあるので行き帰りに脇をとおる。今朝は、帰りがけ朝日が当たって、発見をした。あんなところに刀と金の玉があった。さて、どういう意味があるのか、またあの長老に訊いてみずばなるまい。

カガリビバナ(篝火花)タイマツバナは、シソ科でサルビアなどが近い仲間。命名の発想が似ているのですぐ間違える。カガリビバナはシクラメンの品種名だった。

  
   
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