OJerBlog
 
見沼上流 2008年7月8日

どんよりした朝だ。出がけには傘をもつほどとは思わなかったが、戻ってすぐに雨がぱらつきだした。

番外 二ホンタンポポ らくだ坂萼片がそらない
環境は厳しい

鳩ヶ谷博物誌のタンポポ調査にもあるように、セイヨウタンポポに駆逐されたかに見えた二ホンタンポポもしぶとく勢いを盛り返している。これは7月6日に道端で見つけたもの。

クサノオウミソハギ
ミヤコワスレモチノキの実
ボタンクサギ KPオランダハッカマルバハッカ 左の写真の右側もそう

KPのボタンクサギの周りにオランダハッカが生えていて良い香りがする。

花の間に黒く光のはアリ別の株 122号トンネル近くに群落ができている
こんなに咲いたのもあった
飼われていたのが逃げ出したか?未熟のまま落下したモミジバフウの実 
タケニグサ さきほどのクサノオウとともにケシ科カルガモ グリーンセンター付近

カルガモの親子。右が成鳥。このほかに成鳥と雛がもう1羽ずついる。カルガモの抱卵・育雛はメスのみだというから、もう1羽の成鳥は何なのか。育雛に親以外のサポーターのいる動物は少なくないが、カルガモの場合どうなのだろう。まさかジョイント・ファミリー? ともあれ、普通は1〜2羽しか成長しないというから、これだけの数の雛たちが大過なく生きのびたことはめでたい。

無惨やな!!

グリーンセンター付近の見沼のフェンスにはサネカズラが生け垣をなしている。いまは一番蕾が着いてこれから咲こうという時期に、きれいに刈り込まれてしまった。手入れをするのは園芸のプロだから、この時期に刈ればどなるかくらい知らないはずがない。発注側の予算消化のスケジュールに従ってということなのだろうか。

サネカズラの蕾わずかに残った花
ナツトウダイの実ポーチュラカ

ポーチュラカ。スベリヒユ科で同じ仲間のマツバボタンが昔、一世を風靡した。

この言葉には聞きおぼえがある。そう、観音菩薩の住まうポータラカ。サンスクリトのポータラかが中国で音写されて補陀落山(ふだらくせん)となり、日本にきて二荒山(ふたらさん)。二荒を読み替えて日光。ラサのポタラ宮も同根。→岩波新書『仏教入門』三枝充悳p-142

これは面白いと語源を調べたが、残念。牧野には「portulacaは、porta(入口)の縮小形portulaから」となっていた。この意味は、このスベリヒユの結実を見ると分かる。

遅かりし!! ルリタマアザミ もう出荷済み
  
   
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