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トルハルバン 2008/11/30

昨夜、寝る前に居間に座って習慣的にTVを付けると、済州島(チェジュド)のドキュメントをやっていた。石彫りのおじいさんが主人公。その彫っている石像を見て、あれ、これ見たことある。ああ、安行神社の脇の石置き場に縄がかけられたまま置かれていた像と同じだと思った。あのとき(興禅院 2008年6月20日)は、中南米の石像かと思ったのだが、なんだ韓国のものだったんだ。この石像はトルハルバン(“石のじいさん”の意味)というそうだ。日本でいえば道祖神かな。

チビ健在

そうそう、帰りがけ、また興禅院の境内を通った。チビの小屋は同じ状態だったが、犬の声がする。近くをうろうろ探してみたら、なんとチビは健在だった。寒くなったので暖かな所に居場所を移したのだ。物置の奥だったので写真は撮れなかったが。早とちりであった、目出度し。

小林もみじ園・興禅院 2008年11月29日

今月の『はと豆』の「おしゃべりインタビュー」は小林もみじ園を取り上げていた。安行の園芸農家だがカエデが専門で3000坪の敷地に植わるカエデを公開しているという。うかつにも知らなかった。調べてみると一昨日も行った興禅院の斜向かいだ。この辺りでも、もう紅葉には少し遅いが、今日は快晴・静穏、絶好の日和だ。出かけてみることにした。いつもと違って9時過ぎに家を出たので日差しはたっぷりある。

番外 ヒイラギ満開昨日 近所の駐車場脇

ヒイラギは昨日、昼間、出がけに撮った写真だが、帰りにそばを通ると、道を隔てているのにヒイラギの甘い香りが夜の闇に漂っていた。

いつもの興禅院とはコースを変えて、金剛寺を経由してゆくことにした。

旧追分の祠金剛寺の門前を通る

まだ周囲に森の残る小径を辿る。

林の中の大根畑

興禅院の前も通ったので、寄っていくことに…………

興禅院を素通りできない
興禅院の石碑 紅葉供養小林もみじ園入口

興禅院の車の通りの多い地方道を渡って、斜向かいに小林もみじ園の入口がある。小径を入ると、その先は一面モミジのみの世界だった。

小林紅葉園中庭

表通りから入って少し下ったところに小林家の中庭がある。すでに先客が数人。こちらの御当主は、はと豆のページに載っていた写真で見覚えがある。軽く会釈をすると、問わず語りに次から次へと話題が出てくる。話し好きのひとらしい。園内で品種改良もやっていて、上の写真の中央の枝垂れカエデは御当主の作りだした品種だという。

左手に門 こちらが正面か中から

園内には苗木から老木まで所狭しとカエデが植わっている。

ほとんどカエデの落ち葉だがその種類の多さ
宴会支度?カジカエデ?

宴会の支度らしきものがあるので、御当主に尋ねてみた。図星で、今日は娘さんが勤める“リケン”の同僚が集まって紅葉狩りだそうだ。あまり唐突だったので、しばらく頭をめぐらせたが、話しの内容で、リケンはまさに理化学研究所の理研であって、ここの娘さんは理研で遺伝子関係の仕事をしているらしい。同僚の研究者たちと今日はここで一杯ということなのだ。こんなところで紅葉とDNA/RNAの話しがからむとは、意外で面白かった。

もみじ園を出て、十三仏草地も訪れた。

十三仏草地弁天堂へ

本当は、自生地も回ってみたかったがここで携帯の電池が切れた。このごろよく切れるようになった。そろそろ寿命なのか。

  
   
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