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| 日当たり 2008/12/18 今度の家の配置は、北側は公道、東隣は大分離れて一軒、南と西は藪だ。それに南側にはたっぷり庭と畑がある。だから日当たりは申し分ない。南面に和洋の8畳が二間あり、西側の洋間を書斎というか仕事部屋にした。数日使ってみて気づいたのは、部屋が明るすぎるということ。洋間といっても南と西が障子戸になっているが、それが日を浴びて部屋全体が明るくなる。本を読むだけなら快適だろうが、ディスプレイを使わざるを得ない仕事では明るすぎて画面が見えない。冬だから朝は9時頃でも真横から日が差し込むし、午後は南と西から照明されているようなものである。しかたがないので、北側の四畳半へ仕事部屋を移すことにした。そうなると、電話の引き入れ口も移し、電源も増設する必要がある。やれやれ、家の日当たりという最も大切なものが仕事の支障になると因果な商売だ。 ヘッドランド 2008/12/16 鹿島灘へ向かって突出する人工物はヘッドランドというそうだ。鹿島コンビナートの造成以後、急激に砂浜がやせ細ったので、それを防止するための工夫だという。今日、来宅した不動産屋さんから聞いた。 鹿島灘 2008年12月16日今朝、こちらへ来てはじめて散歩をした。まずは、海を見てみよう。
そう寒いようには思わなかったが、地面の出ているところはどこも一面の霜だった。
大野駅は無人駅。ホーム中央に線路の跨橋が架かっていて、その途中からホームへ下る階段がある。そのまま通過すれば、鹿島臨海鉄道を横切ることになる。写真は撮らなかったが、わずか数メートルの高さの跨橋にあがると、周囲は見渡す限り水平。地球は丸いのである。ここに一日立っていれば、晴れた日なら、日の出から日の入りまで遮るものもなく太陽を追跡できる。
海岸線へ向かってどんどん下る。途中に車の往来の激しい国道51号を渡る。
地図にも出ているが、浜からイカリを突き出したような人工物が海中へ延びている。周囲の水深はないので港には使えそうにない。たしか、海流で砂が流れ去って、砂浜が痩せるのを防ぐ仕掛けだったと記憶するが定かではない。
はじめての散歩だったが、植生は意外に単純なように見える。安行のような奥行きの深い植物の多様さは望めないかも知れない。しかし、初めての土地。どんな意外がどこに潜んでいるか、これからの楽しみだ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||