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根本寺・鎌足神社・鹿島城趾 2009年3月7日

大儀寺を先に訪ねたが、本当はこちらが本命だった。芭蕉がはたしてどちらの寺へ泊まったか? 根本寺は、鹿島城趾の丘陵からほとんど北浦側へ降りきったところに、崖を背にして建っていた。来てみると、寺としての風情は大儀寺のほうがある。しかし、解説を読むと聖徳太子の発願で推古天皇が建立し、鎌倉時代は寺領600石、徳川になっても100石だというから、相当大きな寺だったはずだ。現在の伽藍は戦後のもの。

三門本堂
背後の森は丘陵となっていて、その奥500mほどに鹿島神宮がある
県内最古の芭蕉の句碑だとあった

根本寺と向かい合うように鎌足神社がある。藤原鎌足誕生の地との説がある。南都逍遙で春日神社を訪ねたときに、鹿嶋、香取神社と関係が深いことを知って不思議だったが、もし鎌足が鹿嶋の出身ならなんの不思議もないわけだ。

鎌足神社祠とマテバシイの大木

坂を上り返して鹿嶋城趾公園を見てみた。北浦を見下ろす絶景の地にあった。盛んに桜の植樹をしているようで、あとひと月もすればさぞかしだろう。

木立はすべて桜
城趾から北浦城趾から鹿島神宮駅
  
   
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