OJerBlog
 
スカシユリの群落 2009年7月1日

またご近所ブログの情報で、スカシユリの群落が満開だとの情報を得たので夕方出かけてみた。

前回の浜辺散歩で見た花々は大方実になっていた。

マユミの実ハマヒルガオの実
スナビキソウの実同左 まだ花が残っていた

さて、これがスカシユリの群落。以前紹介したハマヒルガオの群落はだいぶ最盛期を過ぎていたが、こちらは真っ盛り。ハマヒルガオの群落とは違う場所だが地形的な条件はほぼ同じ。堰堤と小さな砂丘の間にできた窪地である。多分、時期によってはここもハマヒルガオの群落が現れるはずだ。

 
北向きに

まあ、ご覧ください。

ふと気づくと、花の下に大きなセミが止まっている? いやいや、これはスズメガの仲間でしょうか。F氏にうかがってみましょう。

南向きに

この群落に満足して戻りかけると、こんどは浜から少し離れた丘の上に別の群落が見えた。

浜辺とは違ってチガヤと混生している。

丘に登って上から見てみた。家と丘の間の構造物は、多分、いまは使われなくなった煮干しの乾燥場であろう。

近頃、同じ植物をやたらに大面積に播種して人目を驚かせるのが流行っているようだが、いい趣味とは思えない。ここ鹿島灘海浜のスカシユリ群落はその手のものとは違い自然に形成されたものだろう。いつまでこの環境が残っているかと反射的に考えてしまうのが寂しいが。

  
   
現在の閲覧者数:
inserted by FC2 system