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化蘇沼稲荷 2009年8月25日

今日は化蘇沼稲荷の夏祭り。すっかり忘れていた。昼食のあとに思い出し、ちょっと迷ったが行ってみることにした。奉納相撲と巫女舞が見物だという。

鹿行大橋を渡って、小船津十字路から、車の通りの多いところは避けて山道をゆくと、化蘇沼稲荷の境内脇へ出る。着いたのは3時頃だったが、祭りはすでに終わり、片付けが始まっていた。

後始末をしているお年寄りに尋ねると、巫女舞も相撲も朝9時頃から始まり3時頃に終わるという。巫女舞は午前、昼、午後の三回、相撲はどういう段取りで進行するのかは訊かなかったが、来年の楽しみが増えた。

マップ

参道?の夜店?ここが正面
拝殿 白木の作り物は舞台巫女舞はここで? 拝殿の前に仮設の舞台が
ここの神木はモミ

境内の奥の方がまだ賑やかである。幸いなことに奉納相撲の閉会式に間にあったようだ。

おお、まだやっている 立派な土俵だ最後の手締め

奉納相撲の最後に手締めがあって、土俵に俵を4つ積み、それを力士が囲んで、行司ら世話役をその上で胴上げする。残念ながらタイミングが合わず、舞い上がっているところは撮れなかった。

力士が土俵に上がる世話人たちの胴上げ

これにてお開き。

本格的に作られた土俵各地区ごとの力士の控え所か?
足場を組んで土俵周囲に桟敷徐々にひとも去って、片付けがはじまった

化蘇沼稲荷神社も拝見しておこう。

背後から 手前本殿、奥が拝殿

最後の最後だったが、祭りらしい雰囲気を味わうことができた。近頃の祭りは、本来の伝統を棄てて、土日に祭日を合わせてしまうことが多いが、ここは、8月25日で変わらない。そのせいか、八坂神社のようなカメラ・ジジババも観光客らしきも見かけなかった。地元の人々が主催し自ら楽しんでいる様子がうかがえる。むしろ祭りの当事者には、携帯でパシャパシャやっているこっちが余所者と映ったろう。いいねえ、変に観光指向に迎合しないのは。

同じ道を戻ったが、地図に香取神社があったので、寄ってみた。

鳥居脇の巨木はマテバシイスダジイ香取神社(成田) 拝殿
覆屋は仮設のようだ覆屋の中の本殿 まだ新しい

ここの鳥居脇のスダジイも圧巻である。このくらいの樹齢のスダジイは本体が老朽して折れてしまったり、洞だけになって老残を曝しているものが多いが、これは主幹がいまだ屹立していて、強壮の気を発散させている。おそらく、そうとう(数百年)以前から競合する高木がなく、周囲の空間が開けていたのだろう。

健康である旺盛である
ガッシリと地をつかみ深々と地を穿つ
すくすくと天を目指して昇り幹と枝葉が沸き立つよう

地図にあるから寄っただけで、期待はなかった香取神社だが、満足満足。

北浦河畔の田圃はもう収穫時。サギの群れに出遭った。いままでショウサギやアオサギは個別には多く見かけたが、群れているのはあまりなかった。ショウサギとアマサギの混成群のようだ。アマサギはこちらへ来て初めて見た。

左側に点々とサギ 飛んでいる一群も浜風とサギの遭遇

北浦から丘陵へ上がり、帰りを急いでると、ワルナスビの群落に出遭った。これほど揃うと見事。

ワルナスビ

思いつきで出掛けた割りには収穫多々。本日は、これまで。

  
   
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