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ソバ、寺、山 2009年10月24日

佐久の山奥に別宅を構え、週末を利用してソバ作りをしている知人(正確には友人の先輩)がいる。農作業に人手が足りないと、ときどきかり出される。農耕作業だけが目的であるわけはなく、おおぜいが集まってみんなで作った料理で一杯が隠れた目的でもある。耕地の準備から、種まき、草掻き、土寄せ、刈り取り、脱穀など多くの作業があるが、今年は脱穀に参加した。ソバはすでに刈り取ってあり、ハザ(稲架)に干してあったはずだが、強風でハザは倒れていた。今年は不作で収穫は少なく、重労働にはなりそうにない。

ソバの脱穀 2009/10/24

外したハザを片付けるいやあ、今年は不作で
この畝は後から撒いたソバで収穫は無理
刈り取って干したソバソバの実
ソバ束をネットに叩きつけて脱穀実は下に落ちる
落ちた実をトオミにかけて分別ソバの実(一部) これが文字通り成果

ソバの収穫はそれでも30キロを超えて、まあまあの成果。後日の工程は、これを干して、殻の汚れを落とし(磨き)、殻を挽いてソバ粉にする。

畑の周囲の秋。

ノブドウの実ヨウシュヤマゴボウの実
テンナンショウ類ダンコウバイの黄葉
ウドの実イチイ(オンコ)の実 布施温泉にて

黒瀧山不動寺  2009/10/25

大方の作業は土曜日に済ませ、日曜日には周囲の軽い山を巡って帰るのが恒例。今回は、南牧村黒瀧山不動寺。古刹があって、その背後に山がある、われらには格好の標的。

駐車場から急坂を登って境内へ。

境内から望む周囲の山

この寺は断崖絶壁にへばりつくように伽藍が配置されている。主だった建物として、鐘楼、宿坊、庫裏、三門、禅堂(不動堂)、大雄寳殿、開山堂がある。禅堂の裏は垂直の岩壁で、そこにしたたる水で岩膚が黒く光る。寺のWebページには黒龍泉とあり、これが黒瀧山の由来か。

鐘楼 戦艦陸奥の羅針盤を鋳込んだという
そのせいか?余韻が長く美しい
大杉とはいえ壮年の気あり
三門三門の中 時を知らせる魚梛(かいばん)
場所柄かこれはイワナ?
禅堂同左
禅堂の裏手の黒瀧 不動明王立像
大雄寳殿
「潮音大学」という講演会や武道場にも開放される
開山堂 髭の御仁はインドの哲人?

黒瀧山

黒瀧山は、不動寺の山号でもあり、地名でもある。「黒瀧山」という特定のピークはなく、山域全体の呼称とは当代の山主の解説。写真にはないが、宿坊と庫裏の間を通って登山道が始まる。往時の修験者の回峰行に使われたルート「馬の背」をちょぴっと辿ってみた。クサリ場、ハシゴ場の連続で、これがなかった昔はさぞかし。

馬の背から見る不動寺 赤い屋根は庫裏
こうしたハシゴが何カ所もある痩せ尾根

馬の背の先に2つのピークがあった。本来は秋の西上州の絶景が望める所だが、ガスの中だった。 

手前のピークの半跏思惟の石仏2番目(そして最後)のピーク(岩峰)
  
   
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