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西蓮寺 大銀杏の黄葉 2009年11月26日

穏やかな天気だ。あまりぐずぐずしていると、黄葉の盛りが過ぎてしまう。昼食後に西蓮寺を目指した。

マップ

北浦大橋を越えて、蔵川沿いに遡行し、北浦jと霞ヶ浦を隔てる丘陵地帯を走るコースは鹿行地方の典型的な田園風景である。蔵川から離れてすぐの、このコースでは一個所しかない長い登り坂を上りきると、この田園風景に突入する。午後になればすでに斜陽だが、冬の日射しほど鋭く明晰でない陽光が、収穫の終わった広い畑とその果ての森を包み込んでいる。登り終えた安堵感もあるが、思わず“すばらしい”と口走ってしまった。浜風ドライブの醍醐味である。

登り終えてすぐの畑の脇の倒木、多分、スダジイの洞からマンリョウが生えていた。すぐ日が落ちるからと、忙しなかったが、浜風を止めて撮った。

倒木からマンリョウ 

西蓮寺は、例によって裏側から入ったが、まず、仁王門にご挨拶。

西蓮寺 仁王門西蓮寺から霞ヶ浦を望む
参道から常行三昧堂だれもいない参道

静かな境内には、同年配の素人カメラマンがちらほらいるだけだった。黄色はまだあまり深まっていなかったが、巨大なイチョウの黄葉を堪能した。総身に知恵が回りかね、ではなかろうが、枝によって黄葉の程度が違い、まだかすかに緑を残している部分もある。

1号大銀杏

写真では、まだ色が浅く、本当のイチョウの黄葉の色は出ていないが、この携帯のカメラのせいもある。空の青はいやに鮮やかに写るのだが、黄葉、紅葉系の色はだめなようである。

 

2号大銀杏

薬師堂の脇に、小振りだが、いま黄葉まっさかりのイチョウがあった。

  
薬師堂

同じイチョウ

  

参道はじつは桜並木だ。こうして葉を落としている姿はなかなかの枝振り。これでまた、春の楽しみができた。もっとも、独り酒は寂しいね。

本日はこれまで。

  
   
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