OJerBlog
 
初日の出 2010年1月1日

初日の出を見る趣味などないのだが、こんどの住処の場所が場所だから海岸まで出掛けてみた。もっとも、そのまえに月蝕があり、4時頃偶然目が覚めたので、それも眺めた。

成りゆきのつもりだったので目覚ましは掛けなかった。目覚めたときは6時40分。日の出は51分だから間に合いそうにないが、ままよと、浜風を飛ばした。ところが、鹿島線の陸橋を越えるときに、海岸方面を見ると、水平線に一面の雲が立ちこめている。といっても、快晴で上空は一点の雲もないのだが、日の出の方向だけ背の低い雲堤ができているのだ。これなら、間に合いそう。

というわけで初日の出です。

まにあった 
 
2010年 初日の出

ついでに夜中の月蝕。

 
左下が掛けているが? わからないね

いそぎ帰ってTVのスイッチを入れる。新春能、梅若玄祥(まだ六郎のほうがしっくりくるが)の八島がもう始まっている。なんだかシテの面から醜く肉塊がはみだしている。セリフだけで肩が揺れている。シオった手もむくんで赤ちゃんの手のようで、かすかに震えも来ている。これはダメかとおもったが、なんとなんと。声は返って以前より朗々として力強い。ノチシテもあの巨躯の舞う修羅場がかえって迫力となる。いや、引き込まれて観た。しかし、それにしても太りすぎ。

というわけで、忙しい元旦が…………

  
   
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