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新生浜風 2010年3月6日

愛車浜風、新生の物語。あまり長いので目次を付けた。

浜風はこれまで、ブレーキとシフト(ギヤ切り替え)のハンドルレバー、ブレーキとブレーキケーブル、シフトケーブルを交換し、チェーンを交換した。しかし、交換すればするほど結果は悪くなった。ひとつは、互換性のあるはずの部品を選んでいるとはいえ、16年前といまでは仕様が完全に一致しないため。もうひとつは、新旧部品が入り交じることで、磨耗したものとそうでないものの不整合がおきたため。

例えば、シフトレバーの交換では、後輪7段のシフトはきわめてデジタル的に指示目盛りのとおりシフトするのだが、前輪3段がうまくいかなくなった。いろいろ調整してみるのだが、シフトアップはうまくいっても、ダウンするときは最大ギアから最小ギアへ一挙に落ちてしまったりする。ダウン方向を調整すると逆にアップがうまくいかなくなる。おそらく、ギア比の構成やギアリングの間隔などがシフトレバーのシフト量(ケーブルの引っ張り距離)と合わないのだろう。

とくに、チェーンを交換したときはひどかった。新品のチェーンと摩耗した前後のギアとの噛み合いがかえって不整合を大きくした。力を入れてペダルを踏み出すと、ガチャと音がしてチェーンとギアの噛み合いがずれて脚にショックがくる。坂を登りはじめたときなどは、これがガチャガチャ連続してはじまり不愉快このうえない。はじめは何が起きたのかわからなかったが、例によってWebをチェックして、この現象をチェーンの歯飛びということがわかった。

意を決して変速系をすべて交換することにした。変速操作は、シフトレバー→ケーブル→変速機→チェーン→ギアへと伝達する。このうちシフトレバーとチェーンはすでに交換しているので、これらとの互換性を維持しつつ、また自転車本体フレームの規格にあった部品を探すわけだ。これが相当面倒な作業だった。メーカーや自転車の通販店などに何度となく問いあわせて、部品を決めて発注したはいいが、意外な伏敵は工具だった。自転車には、前輪、後輪、クランクギア、スプロケット、ハンドルなど多くの回転部分がある。この各部分の取り付け・取り外しに必要な工具が、ほとんど異なる。一般的な工具も使うが、肝心の部品はそれぞれ、専用工具でないと作業できない。これには参った。部品が到着したあとで、専用工具が必要と分かったことが何度あったか。

旧浜風最後の雄姿

今回交換したのは3カ所。

●クランク部分(クランクギア、ボトムブラケット(BB)、フロントディレイラー)

●ヘッドセット(ハンドルの回転部分)

●スプロケット部分(7段スプロケット、リアディレイラー)

日付を追って書いてみよう。

2月26日

(1)クランク部分

まずはクランク部分からとりかかる。

旧浜風 クランクギアの部分
軸部に2穴のキャップがある

この部分を、以下の部品に交換する。

部品と工具クランクギア

旧浜風は、クランクとギアは組み立て(ネジを外すとギヤリングとクランク=スパイダーと呼ぶ=に分解できる)だが、新しいものはクランクとギアは一体部品で販売されている。

フロントディレイラーボトムブラケット(BB)
BB両側に出ている軸はテーパー付き(先細り)の四角でこれがクランクの四角い穴と嵌合する

フロントディレイラーは、ギアに入る直前のチェーンを左右に振って、噛み合うギアを切り替える変速機構。ボトムブラケットは、ペダルを漕いだ脚力を、車輪の回転力に変換する軸部分だ。両側のネジを自転車のフレームの一番底部の横穴(シェル)にねじ込んで固定する。両端のネジ部分には、それぞれベアリングが入っている。

フックスパナ 
BBをフレームに固定する左側の金具を外す工具
クランク抜き
文字通りクランクを引き抜く工具

作業をはじめようとして、まず工具でつまづく。クランク軸にキャップが被っていて、そのキャップを抜く工具がない。下の写真の工具は、近所のホームセンターで間に合わせに購入。本来は、リンクプライヤという別用途のもの。プラスチック製のキャップだったのでかろうじて開いたが、金属製で固く締まっていたら、ピンスパナが必要なところだった。

リンクプライヤキャップを外す

キャップがはずれると六角ボルトが現れた。あとで分かるのだが、このボルトがクランクとBBの軸を固定している。どうやらクランクを抜く前に、このボルトを外さなければならない。この工具もない。ボルトの径を計って、またホームセンターへ走る(自転車がないから歩いて)。

14ミリのレンチボルトは取れた

クランク抜き

ボルトがはずれると、BB軸とクランクは嵌合しているだけだ。しかし、このしまり具合は尋常ではない。まあ、自転車で一番力の掛かるところだから当然なのだが。

クランク抜き工具は、基本はナットとボルトを組み合わせたもの。円筒のナットの外側にもネジが切ってある。そのネジをクランクにねじ込めるところまでねじ込み、それから中のボルトをさらにねじ込むと、その先がBB軸にぶつかって、その後は、逆にクランクが手前に引き抜かれるわけだ。

その後へクランク抜き工具をセット
このように使う

片手でクランクを握り、もう一方を水道用のプライヤで回したが、ダメ。プライヤが曲がりそうなほど力をいれても回らない。潤滑剤をさして、軽くクランクを叩いて隙間に染みこませる。結果がでるまでは時間がかかる。あとで、ランクの型番を告げてメーカーに問いあわせてみたが、工具も方法もそれしかない。サポート担当もいうことは同じで潤滑剤さして叩け、だめなら、シャフトを切断だと。外すだけで2、3日かかりそうだ。

(2)ヘッドセット交換

まだ夕方までは間があったので、ヘッドセットを交換することにした。ヘッドセットというと頭から掛けるタイプのイヤスピーカーのことを思うが、自転車ではハンドルの回転機構のことを指す。先週分解掃除をしたときに、浜風が倒れてベアリングの玉が吹っ飛んで2個なくなり、メンテするつもりがかえって具合を悪くしてしまった。今回の浜風改修のついでにヘッドセットも取り寄せた。

フレームの円筒(立管)の上端・下端に見える
黒い輪が上下のヘッドセット 銀色はフォーク
ヘッドセット
玉はバラけないようリテイナーリングに収納

えらそうに取り寄せたといっているが、何とか調べてこれかと思ったものがこれだったに過ぎない。実際は、あとで分かったのだが、ヘッドセットの交換にはこれまた専用工具が必要で、それも普通の自転車が何台か買えそうな値段がする。なんとか交換できる部品は交換してみたものの、あまり自信がなかった。

2月27日

プライヤでクランク抜きを回していたが、下手をするとクランク抜きの角が取れてしまいそうだ。道具箱におまけのスパナがあったのを思い出し、それを試してみたらサイズがあった。それでクランク抜きを試みたが、数回でスパナの歯が欠けてしまった。またホームセンターへ走り(近所でよかった)、モンキーレンチの目玉商品で安いが精度の良さそうなのがあったので、買ってきた。それで試みたら、多少力は要るものの一発で抜けた。プライヤとは力の掛かり方が違うようである。  

購入したモンキーレンチと歯の欠けたスパナ外れたクランク

3月1日

昨日はブログのレイアウト変更で1日つぶれた。それに、外で作業をするような天気でもなかった。

クランクについでペダルを外した。工具は六角レンチで、一方は簡単だったが、もう一方はダメ。これも、潤滑剤+トンカチ作戦で1日置いた。

ペダルを外す

チェーン切り

ここで、そうだチェーンを切っておこうと思い立つ。最初から切っておけばよかったのだが…………

チェーン切りアウターリングの進行側を切る

チェーンを切るには、チェーン切りという専用工具、それもチェーンの規格に応じたものが必要だ。チェーンは、大きいアウターリンクとその内側にはまるインナーリンクを繋ぎ、その間をピンで留めてある。そのピンを抜く(あるいは、押しこむ)のがこの工具だ。チェーンはどこで切ってもいいと思っていたが、これにも場所がある。普通に漕いで、アウターリンクのチェーンの進行方向側のピンで切らねばならない(逆だと強度が弱くなると取扱説明書に書いてあるが?)。

BB取り外し

閑話休題。クランクがはずれると、つぎはBBの取り外しだ。新しいBBは左右のベアリング(軸受け)と軸が金属の円筒に収まったカートリッジ式だが、現在の浜風に付いているのは「カップ・アンド・コーン」型という旧式のもの(現在でも家庭用に自転車はこの方式らしい)。

カップ・アンド・コーンとは何かと思ったが、ベアリングの構造を指しているようだ(次図)。ベアリングは、回転軸と固定部分(この場合は、自転車のフレーム)の間に玉のリングを挟んで、その転がりで摩擦を軽減しているわけだが、両側からの圧力の加減で滑らかでガタつきのない回転を調整する。そのとき、玉にかける圧力を調整する側をカップ(わん、玉押し)、その反対側で玉を支える側をコーン(玉受け)というのだ。“わん”は、はじめ外来語かと思っていたがそうではなかった。どういう漢字を当てるのか実例が見当たらないが、椀とか碗に通じる丸みを帯びた容器ということかと思う。

玉当たりの調整

通常、カップ(わん)側には次図のようにネジが切ってあって、このネジの締め込みでわんを押し込んで玉にかかる圧を調整する。これを玉当たりの調整という。じつは、ベアリングの設定とはまさに、玉当たり調整がコアなのだ。浜風新生の一連の作業でおいおいこの重要性を認識する。後の祭りで、やり直しってことも、もちろんあった。ぽりぽり。

カップ・アンド・コーン型のBB
シェルは本体フレームの開口部のこと

BBのカップ(わん)は左右で構造が違う。まず、左わんを外した。最初にロックリングを外すのだが、そのためにフックスパナを使う。しかし、フックスパナに力を入れると簡単に滑って、リングの刻みをなめてしまう(左下)。フックスパナは外すリングの径によって規格が異なるが、万能型と称するタイプを買ったのが間違いかと後悔する。誰にでも愛想のいいやつは、肝心のときに役立たない。潤滑剤+トンカチの処置をして数時間後に試みてだめなので、水道プライヤでエイヤッとひねったら外れた(右下)。なんのための専用工具だ?

フックスパナで回らない結局、水道プライヤでひねる

ロックリングを外した後に残る、ネジを切った6穴の金具は右わんと一体で(左下)、この金具の裏側が左わんになる。本来は、ピンスパナの出番だが、これも水道プライヤで簡単に回せた。

ロックリングを外したあとの左わん 取り出した左わん(中にベアリング)とBB軸

左わんを取り出したあとの穴(BBシェル)を覗くと、奥に右わんとベアリングが見える。

奥に右わん側のベアリングが見える右わん 外周を幅36ミリでカットしてある

次は、右わん(右上)。これが、今回の最難関だった。外周の円形を幅36ミリでカットしてあるので、購入したモンキーレンチで挟もうとおもったが幅が広すぎる。次に水道プライヤで試すが、厚みがないので、すぐに外れ、フレームが傷だらけになる。しかたないので、またホームセンターで幅広のモンキーレンチを買う。

幅広のモンキーレンチ(右)だがびくともしない

ここも潤滑剤+トンカチ作戦をとることにして時間をおき、後輪のスプロケット部分の交換を並行して進めることにした。

(3)スプロケット部分(7段スプロケット、リアディレイラー)

スプロケット部分の部品と工具7段スプロケット(トップ側2ギアはバラ)
リアディレイラースプロケット専用工具とBB設置工具
BB設置工具がここにあるのは、
まだ用途を理解していない証拠

スプロケット取り外し

まず、後輪を外す。マウンテンバイクの場合、行動中のメンテナンスがしやすいように、ホイールは工具なしで簡単に外せる。

後輪を外すスプロケット専用工具を挿す
スプロケット取り外しスプロケットを外した後輪 軸を抜く

スプロケット外しは、スプロケットの固定と軸の回転に専用工具を使うが、そんなものが要らないほど、あっけなく外れた。

後輪グリスアップ

スプロケットを外すと後輪が残った。BB右わんは依然として緩まない。後輪を掃除したくなって、分解。当然だが、左右にベアリングがあり、リテナーリングはないので軸を抜いたとたんに右側の玉がバラけた。拾い集めて掃除をしてグリースを塗り直す。途中、玉が1つ転がって見えなくなり、探したが見つからない。真っ青。しかし、外したBBの玉と同じ径だったので、これで代用してことなきをえた。反対側のベアリングはまたバラけるといやなので、隙間からグリースを塗り込むだけでごまかした。ここもベアリングであるから、戻すときは、右上の写真に見える軸のネジで玉当たりを調整する(この時点はうやむや→ヘッドセット再調整)。

掃除した後輪のベアリング部分グリースを塗って玉を詰め直す

新スプロケット取り付け

軸を戻して、新しいスプロケットを取り付けようとしたが、軸の先端のネジが飛び出しているので、スプロケット工具がスプロケットのロックリングと噛み合わない。最初は工具がおかしいと思ってしまったが、車軸の左右を間違えて差し込んだ結果だった。軸を差し直して、スプロケットを固定する。

新しい7段スプロケットは、リベット止めで一体の5枚歯と、あとバラで歯が2枚。まず一体の5枚歯をはめ、次にスペーサーを噛ませてから、6段目、7段目(トップギア)をはめて、最後にロックリングで締める。6段、7段が単体になっているのは、これらが一番多用するギアであり、径が小さいだけ摩耗が激しいからだろう。個別に交換可能する配慮と思われる。

ロックリング(左上)、ギア2枚、スペーサー(左下)
軸が飛び出してスプロケット工具が合わない軸を左右逆に入れ直し
チェーンでスプロケットを固定して締める

その間BB右わんを試みるがだめ。ここで暗くなり終了。

3月2日

リアディレイラー交換

依然としてBBの右わんが緩まないので、後輪のディレイラーを交換することにした。これは簡単にネジが緩み、数分で終了。新しいディレイラーも簡単に取り付く。ワイヤーもエンドキャップが手でも外れるので張り直しも簡単。

リアディレイラー取り外しは六角レンチで簡単新品取り付け ピカピカ

次に、以前から気になっていた前輪の泥よけのガタつきをチェック。泥よけをフレームへ取り付ける金具と泥よけ本体をカシメている鋲が緩んでいた。鉄アレイを台にして金槌で叩いて固定。

前輪グリスアップと泥よけ補修

ついでに前輪の軸部も緩めてみる。後輪で手こずったので完全には開けず、ベアリングが見えたところで、グリースを指で塗り込む。

泥よけの鋲を叩き直す前輪のグリースも補充

この日も、BB右わんは緩まず。

3月3日

連日の潤滑剤+トンカチ作戦にもかかわらず、BB右わん、依然として緩まず。偶然、鳩ヶ谷のF自転車屋さんの奥さんから、彼女の開設するHPの設定方法について質問の電話があったので、これ幸いと、ご主人に苦境を訴えてみた。電話では通じないので、写真を送って見てもらうと、右わん専用の工具があるとのこと。普通には手に入らないだろうからと、送っていただけることになった。餅は餅屋である。新しいBBは必要な工具を調べて同時に取り寄せてあったが、いずれ使わなくなる古いBBのことまで頭になかった。古くたって、使わなくたって、取り外しの工具は必要なのである。

ヘッドセット再調整

その間、26日に交換したヘッドセットの具合がおかしいのでやり直すことにした。ここ数日で分かってきたのだが、ベアリングの調整で一番難しいのが“玉当たりの調整”だという。そりゃ何のこっちゃのレベルでヘッドセットを交換したのだから、ほどは知れている。下から覗くと上の玉押しの隙間から玉が見えていて、ハンドルにも微妙にガタつきがある。締めかたが足りないし、部品の組合せも怪しいのだ。ヘッドセットの上玉受け(コーン)と下玉押し(カップ、わん)はフレーム(立管)に、下玉受けはホーク(前輪を支持する部品)の操縦管に圧入してあり、抜くには専用工具(圧入はまた別の工具)が必要なことが、この期に及んで理解できた。26日には、抜けないものは旧のままで、残りを新パーツにしていたが、整合しなかった。結局、2カ所の玉とリテイナーリング以外はすべてもとの浜風の部品に戻してから、玉当たりを調整。やっと正常になった。わかっていれば、玉とリングだけ注文(可能か?)すればよかったことになる。やれやれ。

3月5日

新BB取り付け

待望の工具が届いた。カップ・アンド・コーン型BBの専用工具といっていいのだろう。

BB左右わん用の工具 下のフックは左用ぴったり

さすがに専用工具、上から手のひらで押さえて回す(右わんは逆ネジ)となんなく緩んだ。ここ数日の苦労はなんだったのだ。F自転車屋さんに感謝。

さっそく新BBを取り付ける。

 
カートリッジ式の新BB 右は専用工具 
右わんとBB本体を締め込む左のロックリングを締め込んだ

取り外しに比べて取り付けの簡単なこと。ものの数分もかからない。

フロントディレイラー取り外し

ここで、まだ外していないフロントディレイラーを外す。これも六角レンチで簡単に外れる。

新クランクギア取り付け

それから、クランクの取り付け。

クランクセット六角レンチでクランク取り付け 

ネジを六角レンチで回してクランクを押しこむ。右は簡単にいったが、左は最後まで押し込めず数ミリ空きがある。この六角レンチの寸法ではトルクが足りないのかも知れない。あとで方法を考えて増し締めすることにする。とりあえず走るには支障はない。

新フロントディレイラー取り付け

新しいフロントディレイラーを取り付ける。

フロントディレイラー 左上は内径調整部品立管に締め付ける金具 内径の調整後

リアディレイラーはフレームの台座にネジで締め付けたが、こちらはフレームの管(立管)に金具で締め付ける。フロントディレイラーのブレードがギアの歯すれすれの位置で仮止めしておく。あとはブレードがギアの平面と完全に平行になればいいのだが、互いに凹凸があるので視覚的に平行を決定するのは難しい。あとでシフトの具合を見ながら調整しなおす。

フロントディレイラーの取り付け赤いテープはギアの位置を示す目安

チェーン連結

前後のディレイラーが付いたので、チェーンを付けなおす。フレームが変わったわけではないから、チェーンの長さは同じですむだろうが、一応仮止めして様子を見てから、コネクトピンを打つ。

仮止めしてチェーンの長さをチェックピンを打ってチェーンを連結

チェーンを連結するには、切ったときと同じピン位置の注意がいる。それと、フロントディレイラーはともかく、リアディレイラーは折れ曲がっているので、どういう経路でチェーンを通すかパズルのような気分も味わえる。最初にチェーンを交換したときは、チェーンを連結したあとで、前後のディレイラーにまともに通っていないのが分かって青くなった。ただ、旧ディレイラーは前後ともチェーンを通すケージがネジ止めで開けられたので助かった。新しいのは一体ケージなので、チェーンを切らないと修正できない。

組み立て完了

外してあった前後のブレーキケーブルを止め、前後のシフトケーブルも止めれば、これで組み立ては完了。

新しいスプロケットとリアディレイラー新しいクランクギアとフロントディレイラー
新浜風 組み立て完了 見かけはそう変わらんね!ははは。

これで新浜風が組み上がった。前後のシフトはざっと調整したが、今回はすべて同じレベルで部品が揃っているのでそう苦労はないだろう。これから少し長い距離を走りながら仕上げてゆくことになる。

いやあ、しかし、自転車というのは奥深いもんですなあ。まずはマウンテンバイクとロードレーサー(それにママチャリや折り畳み)というジャンル別の深化があり、それぞれのなかで、各部位ごとに多様な仕様(メーカーの違い、国別の規格の違い)があり、しかも年代による機能的な発展がある。Webに事細かにこれほど情報の溢れている趣味の世界も少ないかもしれない。ほとほと感心しました。それにしても、ほかに役に立ちそうもない専用工具が少し多すぎませんかね。わたしとしては、浜風がご機嫌で走ってくれればそれでいいのだが。

本日は、これまで。

  
   
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