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はじめてのGPSロガー 2010年6月23日

今度は間違いなくGPSロガーである。またも台湾製でGT-730FL/S(珍しくメーカーのHPが見当たらない)という、小太りのUSBメモリ(ドングル)みたいな形である。GH-561同様電池内蔵でUSBから充電する。価格は4,000円とえらく安い。ま、やすくなきゃ買わないが。因みにGH-561のほうは9,020円。間違ったほうが倍以上も高かった。ははは。

GT-730FL/S GPSロガー

これで浜風散歩は、GPSコンパスとGPSロガーが揃ったが、ちょっと滑稽でもある。考えれば携帯には地図ソフトが入っていて、これにもナビ機能がある。有償だしパケット数が増えるから使っていないが、当然GPSチップは入っているだろう。ただし、携帯の場合は、電波塔自体の情報が位置特定に使えるし、日本には国土地理院の電波基準点があるから、直接GPSでなくてもいわけだ。その辺りの事情は知らないが。まともかく、自転車というプリミティブな装置に、GPSのチップが3つもついて回るというのは滑稽である。

衛星定位中 衛星を捕捉しログを採り出すと点滅

さっそく、買い物に出掛けて試した。近所のハラキンというキノコ工場と安重水産という海産物の工場で、いずれも工場で産品を直売している。このドングルをお守り札のように首から掛けて一回りしてみた。このロガーは、電源を入れればまずはGPS衛星の位置を検索し、それが終わるとすぐにログを採り始める(既定は5秒間隔)。正常にログが採られているあいだは、写真の丸いシャモジみないなやつの天辺のあたりにLEDがあってゆっくりと点滅している。めざとい人なら点滅が分かるから、このジジイ変な趣味だなあと思うかも知れない。また、通過点を記録したければシャモジを押すと、細かく点滅してその位置を記録する。

最初のときは、動作のタイミングがわからず、電源を入れてしばらく放置していた。そのため、出発前のデータが相当暴れていて(位置精度5m)、軌跡がお隣まで闖入を繰り返していた。だから、ちょうど家を出るとこまでのデータは削除した。

地図でみると前回のGPSコンパスのときの絵と変わらないが中味が違う。あちらは、GoogleMapが計算値として出したもの、こちらは実際に浜風で走った軌跡である。拡大してみると、大分道路から外れて畑のなかを走ったり、交差点の外側を丸く曲がったりする。ハラキンと安重の買い物地点は調整してないので、拡大してみるとどの程度の誤差があるかよくわかる。因みに計算したルートにはずれは多少あるが、暴れはまったくない。まあ遊びにはこんなもんで十分だろう。

さて、万端整いました。今度の土日の天気やいかに。

  
   
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