OJerBlog
 
スカシユリ 2010年7月3日

もうそろそろスカシユリが咲いているころだ。去年のブログでは7月1日になっている。いつ雨になってもおかしくない陽気だから、傘だけはもって家を出た。今日は歩き。

ハンゲショウマサキ
ネズミモチホソクビナガハムシのようだ

昆虫が食べているのはサルトリイバラ。そこで、“サルトリイバラ 食草”で検索してみたら、ホソクビナガハムシが一番それらしかった。

タブノキサンジャクバーベナ

耕作放棄地のようなところにも、花が植えてある。

サンジャクバーベナアガパンサス

鳩ヶ谷ではアガパンサスは自生化していていたるところにあったが、この辺りでは少ない。その代わりに、花のよく似たシラー・ペルビアナが多い。

アガパンサスヒメヒオウギズイセン

ここまでの写真は浜辺へ降りる前のもの。ここからは、浜辺の植物。ま、ほとんど同じメンバーである。海岸線へ出てからは、植物を探しながら北上する。

今日の海 サーファーはにぎやかでしたコウボウムギ
スナビキソウ風に流されないよう必死につかまる蝶

右上の蝶(山仲間にメールして訊ねたら、ベニシジミだそうだ)は、風に流されないようにスナビキソウに必死に捕まっていたので、撮ることができた。風がなければ近寄れなかったろう。

まだ、今日の目的であるスカシユリの群落地には達していないが、そろそろ姿を現してきた。

ハマナスの花はほとんど終わりコマツヨイグサ 帰化植物
ハマニンニク
浜辺のルドベキア

実際ニンニクを植えてみると名の由来に納得する。葉がよく似ているのだ。

シロヨモギハマヒルガオの実とハマニガナ

ここからがスカシユリの群落地。ここは丘の上。

丘の群落は今年も無事。よく見るとまだ蕾が多かったので、今年はまだ満開にはなっていないようだ。次の群落地はさらに北上した、海側の窪地にある。

咲き残っていたハマヒルガオこのあたり同じ水鳥の遺骸が散乱していた
ツルナ堤防にオオキンケイギクの群落が
コゴメマンネングサ

ここからは窪地の群落。

 
ここまで入り込んだオオキンケイギクこれは帰途の林床 ウツボグサ

写真には撮らないようにするが、浜辺はゴミが散乱している。スカシユリの大きな群落がまた見られてほっとするが、いつまで残ってくれるか不安もつきまとう。

本日は、これまで。

  
   
現在の閲覧者数:
inserted by FC2 system