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| 潮来祇園祭禮 2010年8月8日前回の納涼祭の帰りに買ったばかりの帽子を高速バスに忘れてしまった。終点の鹿島神宮駅で降りたのはぼくだけだから見つかるとは思ったが、翌日電話で訊ねると潮来の営業所に保管してあるとのこと。やれやれ、助かった。丁度、6日〜8日が潮来の祇園祭禮だというので、今日、帽子を取りがてら出掛けた。この祭は、佐原大祭が原型で、似たような山車が潮来の町を巡行するという。 →マップ 今回のGPSログの記録の高度はあてにならない。行き帰り同じルートの部分で標高があまりにも違う。後半にでてくる65mや80mの標高は明らかに間違い。ま、精度はこんなもんだということで………… 次の写真は、前回潮来へいったときに偶然通って気に入った田園地帯。丘陵の狭間で視界が限られるせいもあるが、人家がまったく見えない。 気持ちいいんだなこういうところ浜風で走るのは。 田圃地帯が終わって県道50号へ出る手前に溜め池がある。
関東鉄道バスの潮来営業所で無事に帽子を受け取る。まだ10時だったので山車の巡行には早すぎるが、いちおう様子を眺めてみることにした。 祇園祭禮は素鵞熊野神社の祭で、この神社は以前も載せたことがある。まずはひごろ祭神のおわします神域を訪ねねばなるまい(いまは祭で神は旅所だろうが)。鳥居脇の大欅は健在。樹高は10mほどだから主幹は風か雷で折れてしまってはいるが、なんとも力強い。前回は感じなかったが、はちきれるようなフォルムは艶めかしくさえある。
どうもこのへんで携帯カメラのサイズが変わってしまったようだ。地デジやハイビジョン・サイズの横長のプロフィールになってしまった。
これが3日に及ぶ盛大な祭を行う神社の鳥居の注連縄かと思うほどよれよれ。毎年替えるではないのか。
次に、お祭中、神さまのいる旅所(行宮)を訪ねる。潮来の町の北側を国道50号が通っているが、その南に並走する旧道があり、そこが主たる祭場になるようだ。途中、鳶職らしい若者に出会ったので、“お旅所は?”と聞いたがきょとんとしている。“いま神さまのいるところ”と言い直したら、すぐに大きな幟を指さして教えてくれた。その場所は前川右岸の4丁目会館脇の神社。もしかすると、御旅所は各町会を毎年巡るのかも知れない。
まだ人出はないが、旅所の中にはもう詰めているひとがいる。あるいは夜っぴてお守りしているのか?
今日は山車は諦めて、長勝寺に寄って帰ることにした。
境内を一巡して参道を戻ってくると、すぐ近くから囃子が聞こえてきた。同年配の男が二人、三門の框に腰掛けて話し合っている。人通りの多いシーズン中ならとても参道のど真ん中に座り込んで雑談はないだろうが、のんびりた風情が好ましい。挨拶がてら、囃子が聞こえるが山車の巡行は始まっているのかと訊ねると、これからどんどん出てくると応えが返ってきた。どうやら、山車は見られそうである。浜風で音の聞こえる方向を目指した。出会ったのがこれから紹介する下壹丁目の山車『福俵白鼠』。聞こえてくる囃子の音で判断する限り、いま巡行しているのはこの一台だけだった。 下壹丁目 山車『福俵白鼠』 ← あとで見つけた、この町会のホームページより
丁度難所で、しばらく停滞していたのでゆっくり拝見。
やっと難所を通過したようだ。 一台だけだが諦めていた山車を見ることができた。どうやらこの祭は中日、つまり土曜日がピークのよう(去年まで8月の第一土日月だったのが今年から金土日になったという)。これは来年の課題。まだ10時半。これなら途中で昼にするより、家までひとっ走り。シャワー後の一杯の方が快適そうである。 本日はこれまで。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||