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山とGPS 2010年8月26日

このところ自転車とGPSの話題はいくつか掲載したが、今回は山とGPS。山仲間から南アルプスの聖岳・茶臼岳の縱走をしようという誘いがあった。ところがこっちは、7月の初めから痛風に悩まされ、最悪の状態。いつもなら、鎮痛剤を少し飲んで養生すればすぐに直るのだが、今回のはしぶとい。実のところ、7月3日のスカシユリのあたりから痛風とのやり取りが始まっていた。最初は山行などほとんど可能性なしと思っていたのだが、さすがに2カ月なんなんとすると、むこうも飽きてきたのか治まる気配が見えてきた。

で、久々の山行となれば、浜風行にならってGPSコンパスとロガーを活用してみたい。ところが山岳地帯となると問題がある。都会と違ってGoogleMapは人家のまれなところはほとんどメンテされていない。これはGoogleMapに限らないが、いままで有料で使っていたMapFanにしても人口過疎なところはほとんど白紙状態だ。最近はGoogleMapやYahooMapも縦走路くらいは載っているが登山道となるとダメ。2000mを超える山稜の道が描かれているのに、そこへいたる登山道は記載がない。というか、登山道が見えるほどの縮尺の地図がない。登山口のある林道と縦走路の間を結ぶ経路が(地図上は)途絶しているのだ。

自転車のようにGoogleMapで出発点と終着点を指定してルートを描かせるという便利な芸当は、山道では使えない。となると頭に浮かぶのは山屋にはなじみの地図のフリーソフト『カシミール』だ。このソフト自体は地図データはもっていないが、国土地理院の地図を利用できる。つまり2万五千などを画面に表示して登山道をなぞればルートができる。カシミールはこれまで何度か使ってみようとしたが、あまりに機能が多すぎて調べているうちに面倒になって放り出していた。ついに使わざるをえなくなったわけだ。

カシミールの場合は、ルートの自動検索機能はない。国土地理院の地図を表示して、登山道をマウスでクリックしながら通過点のデータを作成する。それを、GPXというGPSデータの共通フォーマットに書き出す。そのファイルを、簡易ナビのソフトで読ませて登録するという手はずになる。自転車ではそんなこと面倒でやるきはおきないが、登山道となるとそうでもないのはぽんこつ山屋の習性か。というわけで、予定するルートを描いてみたのが次図。

 
カシミールで描いた聖岳・茶臼岳・易老岳のルート 

ルートを点描して、主立った地点にウエイポイントを設定するというのは相当な手間であった。しかも、最終的なGPS簡易ナビには地点の名前として半角英数字が6文字しか使えない。これは相当苦しい。日本語は使えないので「茶臼岳山頂」は「ChauPk」などとせざるをえず、あとで見たらなんのこっちゃ?となる可能性がおおきい。まあ、そんな苦労や試行錯誤がごちゃごちゃとあった。

ともあれ、GPS簡易ナビ用のルートデータを作りウエイポイントも登録できた。だが、それだけではブログにならないので『轍』を使ってGoogleMapにルートを描いてみたのが次図。

マップ

ウエイポイントは、登り下りでは標高差100mおきに設定したので画面ではややうるさいだろうが、実際の標高差100mを自足でかせぐとなれば、たっぷり充実感があるだろう。縦走路ではランドマークだけ適当に拾った。

でも考えてみたら、この程度の一般登山道で簡易ナビなんて要らないんだよね。ロガーのほうはあとから記録としての意味はあるだろうけど、ははは。

実際はどうなるか、行ってからのお楽しみ。

  
   
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