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| 『Sidewalk』ブログ開始。黄帯のナビバー↑よりアクセス。 2010/10/20 西蓮寺など 2010年10月11日すばらしい天気。予定をしていた佐原の大祭が雨で行けなかったので、西蓮寺と周辺の寺社を見てみることにした。
西蓮寺へは勝手知ったる道だが、今日はGPSコンパスを頼りに、初めてのルートをとることにした。入り組んでいて地図だけではたどり着けそうにない道だ。GPSロガーはなし。またも標高がおかしいのでディーラーに検査を頼んでいる。 →マップ というわけでログがないので、この地図の経路はGoogleMapを利用した手作り。自動検索したルートをドラッグ&ドロップで簡単に変更ができる(じつに便利だ)が、文中にもあるように現地とGoogleMapの道路が細部で一致しないことが少なくない。その辺りは近似値でごまかしている。マーカーの日時と高度はダミー。
いつものように県道50号へでて、井上藤井というおもしろい名前の交差点にあるセブンイレブンでサンドと泡を仕入れる。普通はここを50号なりに直進するのだが、今日は霞ヶ浦方面へ左折し県道183号を進む。この県道の途中から西蓮寺への道が延びているはずなのだが、どっこい、今回はその曲がり角が見つからない。コンパスはある地点を通過すると逆方向を示すので、その辺りで別れる道がないと困る。あるのは畑と農家が一軒。何度かゆきつもどりつして、ちょうど、その農家の人が出てきたので西蓮寺への道をたずねた。返事の内容は想定している地図とはまったく違う。当然ながら車で行ける道の説明であった。コンパスの指針はこのお宅の脇か庭を通過するはずだのだ。おそらく地図の道は廃道になったのだろう。 井上神社偶然、この幻の分岐のすぐそばに神社があった。井上神社という。神社の参道とは逆方向から来たので、本殿のほうから初見したのだが、いい雰囲気なので拝見することにした。
ちょうどいま、記紀と日本神話関係の本を数冊読んでいるところで、仲哀といいヒコホホデミ(山幸彦)といい、本の主人公らとおもわぬところで再会の気分である。仲哀天皇(后は神功皇后)元年(192年)創祀といっても、この時代は天皇自体の実在性も定かならぬころで、ましてこの辺境の神社の起源がどうであったか知るべくもない。ただ、そうあってほしいとおもわせる雰囲気を持つ神社だった。 ナビに従うことはあきらめて、コンパスの指針を参考に、おおよその方向に進める道を進むことにした。県道を離れて谷間に急降下する。谷間とはいっても広く開けているので谷底にも農家が散在する。畦道をしばらく進むと見なれた山が見えてきた。もうこれは西蓮寺の山だ。それに広い田圃を挟んで対峙するヤマユリの里(といっても丘)がある。どうやら、予定したルートとは違うが最短距離で着いたようである。これまで西蓮寺へ行くのに使っていた道よりはるかに近い。それにあちらは、狭くて車の多い50号の部分が長く、西蓮寺ルートの心理的ネックとなっていた。短距離で車の通らないアクセスが見つかった。ラッキー!!!の気分である。
この方向からだと、浜風を押して袖切り坂を登ることになるが、50号で大型車に脇を抜かれる脅威に比べればせわはない。 西蓮寺いつもと逆にヤマユリの里から西蓮寺へ向かう。
黄葉のころまた来るであろう大銀杏をながめながら、境内を一巡。静かだ。
昼食境内で昼食の予定だったが、少し写真を撮っただけでも、数カ所蚊に刺された。のんびり泡でも飲んでいようものなら猛攻を受けそうだ。境内は諦めて霞ヶ浦湖岸まで下って昼食にした。気温は高いが風があるので暑くはない。今日はいつもの休日にくらべて堰堤を走る自転車が多い。雨で連休の最後に持ち越された輪行を楽しもうというのだろう。
昼食後は、麻生まで下るあいだにある寺社を何カ所か訪ねた。予定していたものもあり、行き当たりのものもあり。
天台宗光照寺(行方)
橋門の八坂神社(天王様)
八坂神社の脇に「小高の榧」の案内板があった。あのカヤを探すのはずいぶん手間どったが、してみると、この辺りからのアクセスが正解なのかもしれない。 小高山皇徳寺おお、またしても佐竹の影が。 島並の熊野神社今日の本命はこの神社。以前から来てみたかったが、単独では距離的に物足りないので、西蓮寺からいくつも寺社を巻き込んでの初見参となった。
本殿の奥、一段高い広場にもいくつか祠がある。ここの主神はオオナムチ(オオクニヌシ)のようだ。森閑として鎮まりと言いたいところだが、こっちは蚊の襲来でそんな気分に浸る余裕がなかった。でも、もう一度、じっくり見てみたい神社ではある。
田町薬師堂麻生の町を左に迂回して帰途についた。帰宅してから見たNHKのニュースで、アサザが今が盛りだと放送していた。残念、もう少し足をのばせばよかった。昼食時の舟溜まりでは、アサザはなかったがヒシがもう紅葉?していて、これではアサザも終わったかなと判断したのが早とちりであった。 本日はこれまで。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||