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| クロネコ・スモーカーの改良 2011年5月2日昨日は強風が吹きまくった。植木鉢が倒れて割れたほどで雨こそふらなかったが、スモーカーの後片付けどころではなかった。で、今日は片付けのついでに、当日の反省にもとづいてスモーカーの改良を思い立った。 (1)下段を増設する 滴れてくる水分や脂を避ける覆いを設置するためだ。
覆いの位置はダクトの出口より上に付けることにした。ダクトから出る煙が覆いで拡散され直接スモークするものに当たらなくなるだろう。 この上に梁を掛け、金網を載せてアルミフォイルで覆えば滴下を防げる。
(2)吊し用の上段を増設 金網はものを置くだけとし、肉を吊す棒を増設する。上枠に穴を開け吊し棒を通すかとも考えたが、上枠の下にもう1本横棒を付けて、その隙間に吊し棒を差し込む方法を思いついた。
(3)吊し棒の作成 初代デリカのカーテンレールが役立った。長さを揃えてカット。これが肉を吊す棒になる。
吊し棒をセットしてみる。枠と横棒の隙間に挿入するだけだから位置は自由に調整できる。
上枠の上にさらに木の横棒を置いて、網を載せる。
ぱちぱちぱち、一人で拍手して完成。金網はものを置くだけに徹し、吊すものはこのアルミ棒に引っかければいい。上におくものと、下に吊すものが完全に分離できた。 畳めばこの通り、わずかなスペースで収納できる。車のある人なら、キャンピングで燻製もできる。もっとも、できたての燻製なんて、作るまでさんざん煙を吸ってから出てきてもあまり食欲はわかないだろうが。
ああ、なんとつましく日本的。 ここまで備品を揃えると、クロネコ・スモーカーの将来が案じられる。なにせ段ボールだからいつまでもつか。それに外部条件によっては段ボールでは温度管理が難しいこともわかった。しかし、容積がほどほどのせいか使い込むとこの寸法は捨てがたい。主客転倒して、用意した備品を使い続けるために、同じ寸法で木造のスモーカーを自作してみるか、などと思ったりもする。まあ、懲りんやっちゃ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||