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西蓮寺大銀杏の黄葉 2011年12月5日

2回の予備調査でこの土日はまだ少し早いかと踏んでいたが、もうそろそろ見ておかないとお天気がくずれそうである。午前中は出られないので、午後になって出掛けた。

マップ

蔵川土手の枯れススキ
袖切り坂(旧参道)から大銀杏1号

袖切り坂(旧参道)から登って行くと、正面に大銀杏1号がまぶしく見えてくる。写真で色が飛んでいるがもう少し鮮明な黄色である。今年は、前の土曜日が嵐のような大雨で大分葉が痛んでしまったようだ。

1号 西側から

人影の少ない境内を一巡する。毎度のことで説明もいるまい。

大銀杏1号 東側から

いつものことだが、1号が葉を落としはじめても、2号にはまだ緑が少し残っている。それに2号だけでなく、これほどの膨大な葉叢になるとすべてが一様に黄葉というわけにはいかないようだ。

大銀杏2号

境内のイチョウは1号、2号だけではない。前回のギンナンのイチョウはとうに葉を落としてしまったが、まだ小振りな木は黄葉を着けている。

色は小さいイチョウのほうが鮮やかだった……ちょうど斜陽が差したせいもあるが
同年配のカメラマン?がたむろする1号の周囲

1号の周囲にはシャッターチャンスを狙ってか、同年配のカメラマンがたむろする。これこそ、枯木ならぬ“枯葉も山の賑わい”。

ひとわたり見終わってこちらが帰るころに、紅葉見物らしい人がぼつぼつと現れてきた。

ぼつぼつ人出が

帰りがけに、袖切り坂を降りて、「西蓮寺の名水」でのどを潤す。このあたり、50年前の農村の風景と題して、はざに稲を干したり、脱穀した稻ワラを積んだりしてあるのだが、これがいかにも取って付けたよう。こうした風景は生活の一過程としか出現しないもの。それが、時期も構わず放置されて、50年前の農村といわれても…………

西蓮寺の名水50年前の農村風景???

前回の西蓮寺の帰りに顔見知りになった道路脇の農家によって、来がけに頼んでおいた泥付きのネギをザックに詰めるだけ詰めて、今日の収穫。5キロで1000円。ちょっと高めだが、オバサンはうちは有機栽培だといっていた。もちろんすぐに全部喰うわけではない。庭に埋けておいて何回にも分けて使う。埋けるなら緑の葉にかかるまで泥をかければ白くなるよとオジサンに教わった。夕飯に調理しようと、おまけにくれたブロッコリを取り出したら、ころんと青虫が出てきた。たしかに、あまり農薬は使っていないようだ。ネギといっしょに蒸し焼きにして食べた。どちらも美味かった。とくにネギは本来の香りがして、外側はちょっと固いのだが、中身がとろんと甘かった。

本日は、これまで。

  
   
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