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閼伽流山 2011年12月10日

師走の好日に閼伽流山(あかるさん)という信州の軽い山を仲間と散策した。登山口に閼伽流山明泉寺という天台宗の寺がある。山号と山名は同じだ。今回は行かないが稜線上に、長くこの地方を治めた香坂氏の閼伽流城跡がある。

登山口 明泉寺(林の中) 閼伽流山は右へ山腹の観音堂へ向かう

快晴無風、登り道でも汗はかかないくらい空気は冷たい。山へ向かうのはわれわれだけ。静かな冬の里山が待っている。

閼伽流城趾への登山口閼伽流の四本杉

明仙寺から観音堂までは車道が通じているが、途中に車止めがある。

四本杉の一本 健康そうだ
九合目でなく九丁目

観音堂は30mほどの断崖の下に開けた狭い平地にある。

鐘楼奥が観音堂 右は休憩所
 
銅葺きの観音堂

屋根の雪が解けて、ときたまザザザ、ドサッと音を立てて落ちる。

正しくは千手観世音堂か観音堂内部

千手観音を安置した厨子は閉じていたが、堂内は清潔に保たれている。

観音堂の天井絵
境内の山側は断崖断崖の裾に石仏群

この岩壁は見るからにクライマーが格好のターゲットにしそうで、残置ハーケンがいくつか見えたが、休憩所の柱には「御仏体につきロッククライミング禁止」とあった。この岩にハーケンを打ち込むのは、信者に失礼だろう。

観音堂の裏から、本格的な山道が始まる。少し登っただけで、足下に観音堂の屋根が見える。

観音堂を見下ろす

暗い谷間の道を少しだとるとぱっと景観が開けて、絶好の見晴台に着く。昭和天皇が摂政宮時代に訪れたという「御野立場」。八ヶ岳を遠景に佐久平が望める。ここを仙人ヶ岳ともいうらしが、岩稜が突出しているだけで、山頂という地形ではない。

 
見晴台から佐久平を望む  遠景は八ヶ岳連峰

見晴台から少し戻って登りつづけると斜度が緩んで明るい林に出る。一面の枯葉にわずかな積雪があって、ちょっぴり冬山の気分を味わう。

明るい林を登る

閼伽流山の山頂にあっけなく着いてしまった。林の中の、周囲よりちょっと高いだけのところで、木立に囲まれて展望はない。

あれ? これが山頂

長居をするほどの場所ではないので、早々に引き返す。

帰り道は自分たちでつけたトレイルを戻る

偶然に登ったようなものでさしたる期待はなかったが、おもいがけず初冬の楽しい山行となった。午前中の山は終わり、名物佐久そばの昼食を済ませて午後の散策となる。それは、次回。

本日は、これまで。

  
   
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