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髭撫で祭 2013年1月13日

※ youtubeに、このときの録画が投稿されていた。百聞は一見にしかず。 2013/01/15

香取神宮の筆頭摂社「側高神社」(香取市の説明)は、別の目的で東関道沿いのコースを選んだときに偶然に見つけ、髭撫で祭という面白そうなお祭があることを知った。髭を撫で撫で酒豪を競うというので、これは見ずばなるまいと思ったのだ。

マップ

今日は天気もよく、風もさほどでない。開催は午後からというので、少し早めにでてのんびり浜風を漕いだ。正月の不摂生がたたって体が重い。コースは東関道の潮来ICまで南下して、あとは東関道沿いにとる。途中に、常陸利根川、利根川と2つ大きな川があるが、いずれも東関道の下に吊された歩道橋で渡ることができる。

ところで利根川の歩道橋はGoogleマップでは認識されていない。だから、「徒歩で行く」検索をしてもこの歩道橋を使うルートは表示されず、佐原の水郷大橋、あるいは小見川の小見川大橋を使うルートしか出てこない。Googleマップを信じてルートを設定すると、とんだ大回りをさせられることになる。

脱線になるが、地図の不具合は報告したほうがいいと思ってGoogleのサポートを調べたが窓口がない。どうやら、地図に記載された建物やランドマークなどはGoogle側が付加しているが、ベースとなる地図はゼンリンの責任範囲らしい(Googleマップの右下にその画面で使用している地図データのクレジットが表示されている。国内はだいたい「ZENRIN」と入っている)。そこで、ZENRINに修正依頼を出しておいたが、いつ修正されるか?

常陸利根川の歩道橋(下流側)利根川の歩道橋(上流側)

このルートは予想外なことに、とても快適だった。鹿島神宮から先の国道沿いにはおおかた並走する農道があって、そちらへ逃げれば排気ガスを浴びることなく走ることができる。潮来から先は車の通りもほとんどなく順調に進んだ。

東関道と利根川(海から33.5キロ)東関道下の歩道 沢山の水鳥が休んでいた

11時半ころには、利根川を渡ってしまったので、利根川の土手で昼とした。

今日の昼場 

昼食は途中のコンビニで仕入れザックにほうりこんである。穏やかな冬の日射しの下で、広大な利根川の冬枯れを前に泡とサンドを楽しむ。浜風行の醍醐味である。

東関道の向こう側に見えるのが側高山の鎮守の森(利根川土手から )

山の麓をJR成田線と国道利根水郷ラインが走っている。JRの踏切を越えて、急な切り通しを一漕ぎすると神社の前にでる。いつもなら人影のない神社付近に、今日はガードマンが出て交通整理をしている。普段の神社境内の様子はこんな感じ

側高神社の入口さすが正月

境内には祭の用意をする神職や氏子の姿が多く、まだ参拝客はちらほら。正面を上がって左手に紅白の幕をめぐらせた案内所(甘酒を振る舞う)がある。右手には白布で覆った板囲いがあり注連縄が張ってある。ここが髭撫で祭の会場らしい。

案内所拝殿と髭撫で祭の会場(右手)

境内を左(西)側から一巡してみた。拝殿の左脇に護符などの売店があり、そのさきに毘沙門天が祀った祠がある。あとで知ったが、新旧の当番の引き継ぎが、ここで行われる。

毘沙門天鯉が供えてある

きれいに掃除された本殿裏をまわって、拝殿の東側に出ると、回廊に多数のお膳と、串に刺した肴が置いてあった。

髭撫で祭のお膳

酒碗と並んで大きな芋。上の白紙のなかには供え物(七曜ー日月と水金地火木ーを象った漬け物を干したものとか)が、向付けにはなますと肴が盛ってある。

焼き鮒

髭撫で祭の概要は、写真の通りだ。

酒飲みならこれを読めば一度は観てみたいと思うだろう

要は去年の当番が新年の当番(請当番 うけとうばん)へ引き継ぎを行い、そのあとで一緒に宴会をしたのが起源ということだろう。おそらくは、勧める酒も去年の当番が自分たちで育てた稲から醸した酒を使っただろう。このへんは、大和朝廷の悠紀田(ゆきでん)、主基田(すきでん)のしきたりを彷彿とさせる。

現在では、細かい手順はこの説明とは少し違うようだ。今回見た限りで髭を付けるのは旧当番だけで、請当番には髭がない。したがって、「逆撫で」はできない。

髭撫で祭の会場 白いバットは何?

上の写真の板の台が祭の舞台。手前左側に髭を付けた去年の当番が、向こう側に髭なしの今年の当番が2人ずつ着座し、飲酒を競う。両脇の竹の筒に、各人が一杯飲み干すごとに肴の串を1本刺す。周囲のゴザには世話役や賓客が座り、拝殿の回廊にあった膳はここに出される。わたしは、写真の右手あたりに陣取って、髭撫でが始まるまで立ちん坊を決め込んだ。込んでくると肝心の写真が撮れなさそうだったので。

舞台の奥は、蓬莱山を象って松竹梅に鶴亀が配されている。下に置かれた亀はすぐに分かるが、黒筋の白いバットは左が佇む鶴、右が飛翔する鶴を模したのだという(クスクス)。神職はこれが毘沙門天の住まいと説明していたが、それならば須弥山のはず。

式は、近くの小学校の生徒らによる吹奏楽団の入場で始まる。いささか違和感があるが、地元との融和は不可欠だろう。次に、旧当番が小さな神輿を先頭に、竹筒を法螺貝のように吹きながら入場し、請当番が続く。当番らは本殿、拝殿を一巡してから昇殿する。

拝殿での神事が終わると、毘沙門社の前で新旧当番の引き継ぎの儀式がある。そちらも見てみたかったが、場所確保のためじっと我慢である。

吹奏楽団の演奏奉納新旧当番、参上

このころになると、旗に誘導された団体まで到着して境内は急に賑やかになる。当番引き継ぎの神事が終わると、いよいよ髭撫で祭が始まる。

左側髭を付けた旧当番 後ろ向きが神主 右から請当番が入場

当番らに席はなく、蓬莱山の奥辺りで出番を待つ。

両当番に…………同じ杯数が注がれる

両者の杯が満たされると、旧当番が「どーぞ」と杯を勧め、2組が同時に飲み干す。

どーぞ!

本来は、1合八勺の杯に酒を満たすのだそうだが、そこはそれ、なりゆきである。もてあませば観客に回してもよし、背後の係に渡すもよし。

両者が対等に飲み干す 神職は手にしたノートに杯数を記録

各組に規定の杯数が義務であるが、左側の旧当番が髭を手を撫でて、万歳のような仕草をすると、さらにもう1杯注がれる。勧める側は、”やあ、お見事”などといいつつ、髭を撫でるのだ。

髭を撫でたところ万歳のしぐさ(も一杯、飲み干そうの催促)

組が交替しつつ1→3→5→7杯と盛り上がり、それから逆7→5→3→1杯と静まって祭が終わる。現在では様式化して、本気で飲み比べをすることはないが、中には酒豪がいて、なみなみ一杯をぐいっと飲み干す。すると、一斉に掛け声が起こって、ぐんと祭が盛り上げる。

髭撫で祭の会場を取り囲む参拝客

帰りの自転車漕ぎのある身にとって最後まで見られなかったのは残念だが、なかなか面白い祭だった。待望の祭を見られたことに満足して、神社をあとにした。

本日はこれまで。

  
   
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