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西蓮寺・やまゆりの里 2013年7月22日

昨日、参院選挙の投票のついでに、海岸のスカシユリの群落を見に行った。花期には遅すぎることはわかっていたが、様子を見ておきたかった。わずかではあったが花が残っていたので写真を撮った。家に帰って携帯からPCへ取り込もうとしたがなにも写っていない。最近、携帯の設定をリセットしたときに写真関係の設定もデフォルトに戻ってしまったようだ。老眼鏡を持っていなかったのと、屋外の明るさで液晶表示が見えず、設定を変えようにもかえられない。適当にボタンを押して終わらせたのが原因だろう。ま、見えないものはいたしかたなし。

そんなことがないように、今日はあらかじめ家で携帯の設定を確認してから出かけた。ヤマユリも盛期は少し過ぎているはずだが、このところ涼しかったのでまだ楽しめるだろう。

マップ

ひさびさに北浦大橋を渡った

通い慣れた道を通ってヤマユリの里へ。平日なので人出は少ない。

やまゆりの里 入口の接待所 平日なので人出は少ない

愛想のいいボランティアのオバサンたちの接待を受けて、麦茶で喉を潤し、一休み。今日はさほど暑くないが流行の熱中症の仲間入りはしたくない。こちらが自転車なので、気になるのかオバサンが「どちらから」と訊く。「鹿島から」と返すと、同じ年頃のジジイが自転車で?と一様に驚いた表情をする。

接待所を俯瞰向かいの西蓮寺の山
変わった花弁
薮の中に点々と…………

歩道近くの花は、雄しべがすべて除去されているので自然な姿の花は歩道を離れた位置にしかない。衣服に触れると花粉が着いて落ちないからだ。

ヤマユリのややきつい香りのなかを歩いていて、ふと思い出したのだが。われわれが子供の頃の大人は頭髪をテカテカのポマードというやつで固めていた。あの香りにはヤマユリの香の成分が含まれていたのだろうか。

一株八花

時期遅れのせいか気候のせいか山全体にやや花が少ないような気がした。

西蓮寺方面へも行ってみる。

藤棚の木道とノカンゾウ、ヤブカンゾウの群落 中央のネムノキは開花している

大銀杏には挨拶をしなければなるまい。

1号2号

2本の大銀杏を眺めて、元来た道を戻る。

藤棚の木道
木道からカンゾウの群落

木道を抜けたところで、左手に綺麗な実を着けた木があった。

たわわに実を着けたウワミズザクラ

ウワミズザクラは高木なので実をこんなに間近でみられることは少ない。甘酸っぱくて美味い。この若い実をアンニンゴ(杏仁子)といって塩漬けにすると香り高い一品になる。この香りは桜餅に使うオオシマザクラの葉の香り(クマリン)と同じだ。この辺りでは作らないのだろうか。

美味いよ!

西蓮寺を一巡しオバサン達に挨拶をして帰途に着く。

途中の草地にいつも繋がれているポニー。どうやら彼らの役目は草刈らしい。そういえば、草刈君の草刈り機のCMは話題になっているのかな? 関係ないか。

今年はセミの鳴くのが遅いが、途中はじめてカナカナの鳴くのを聞いた。

ひさしぶりに少し長い距離を走ったが、浜風も乗り手もとくにトラブルはなかった。自転車の乗り方は歳を取っても忘れないそうである。ははは。

本日は、これまで。

  
   
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