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香取神宮髭撫で祭が7杯まで盛り上がったところで、こちらは切り上げて香取神宮へ。はじめてeTrex30のルートナビを使ってみる。
GarminにはxImageというデバイスの画面ショットをPC側へ取り込むツールがあると知ったが、我が家の環境では使えない。64ビット版Windows 8でも32ビット版Windows 7でもまともに動かなかった。しかたなく携帯のカメラで撮りにくい画面を撮った後で気づいたのだが、eTrex30はデバイス自体にxImageの機能があったのだ。「設定→ディスプレイ→スクリーンショット」をオンにすると、lightスイッチでショットをPCへ送ることができる。ただし、この設定は電源を切ると「オフ」にリセットされる。 ルートはGoogle Map Engine liteで作成してからBaseCampへ転送した。これまではGoogleマップ(あるいはGoogleマップ)で作成したKMLファイルを別ソフトでgpxに変換してからデバイスに取り込む必要があった。しかし、BaseCampを使うとKMLファイルを「マイコレクション」へドラッグ&ドロップするだけで自動的にgpxファイルに変換されてeTrex30に転送される。これまでデータの変換と転送がネックだっただけにこれにはいたく感激した。BaseCampでルートを表示しておけばGoogleで作成したルートの構成点をドラッグ&ドロップで編集することができる。Google側でも当然同様な編集はできるわけだが、Googleで作ったルート・データでBaseCampが表示するルートはすんなり使えるわけではない。双方の地図情報の違いだと思うが、同じデータでもBaseCampが表示するルートはいろいろおかしなカ所が出てくるのだ。
eTrex30に取り込んだルートを呼び出すとまずルート全体が表示される(次図左)。表示直後は画面下部に「出発」ボタンが表示されるので、それを押して歩き出す(自宅での再現だからタイトル部の距離や位置は意味がない)。ズームアップすると右の2つの図のような画像になる。
文字は読みにくいが画像全体の視認性は高い。携帯の液晶のように戸外ではまるで見えないのとは大違い。強い日射しのしたでもはっきり見えるのが嬉しい。通常は省エネ表示で暗くなっているが、ノブの操作で瞬時に明るくできる。リアルタイムだとブルーの三角印が現在位置に表示され、矢印の向きが進行方向を示す。 実際に歩いてみるとときどきピッとかピッピッとかアラーム音がする。あらかじめ設定した地点に近づくととピッと鳴り、分岐に来るとピッピッとなるようだ(設定で鳴りかたは変更できる)。それでも慣れないせいもあってルートをそらすことがあるが、そのときは別のアラームで知らせてくれる。ズームアップ2の下垂するブルーの線はそうしたカ所に相当する。 この機種はタッチパネルではない。地図などの操作にはディスプレイ右上のスティックを使う。最初はタッチパネルがいいかなあと思ったが(タッチ対応機種は高額)、現場で使ってみるとスティックも悪くはない。冬場などは手袋をしていることが多いから、地図のスクロール操作などはスティックのほうが操作しやすいのではないか。 要するに普通のカーナビの基本機能が使えるだけの話しなのだが、それを手に持って歩けるところがポイント。いままで使っていた地図なしの矢印ナビに比べれば格段に使いやすい。慣れれば道順を間違うことはなくなるだろうし、間違えても現在位置を画面で確認すればすぐに修正できる。まさにテクナビ、ホコ(歩行)ナビといったところか。
というわけで初詣をダシにeTrex30の機能テストは成功した。やっとまともなホコナビが手に入ったことになる。 本日はこれまで。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||