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ベーコンの作り方(まとめ)

段取り日程説明
材料
材料分量
ショルダーロース4キロ
タマネギ800グラム(肉の10%)
120グラム(肉の3%)
砂糖使わない(好みで塩の半分、肉の1.5%程度か?)
ピクリングスパイス適量
ピクルス用の市販のスパイス。4キロの肉で市販1ビンの1/3程度使う。
用具 
用具説明
ビニール袋厚手の丈夫なもの。冷蔵庫で肉を保存する。
大鍋肉の塩抜き用
麹箱なんでもよいのだが、風干する肉を広げて置けるもの。
塩漬け1週間前(1)バーブ類を少量の水で沸騰直前まで煮て、さましておく。
(2)肉を適量に切り分ける。500グラムくらいのブロックに分ける。
(3)タマネギを薄くスライスする。
(4)ビニール袋にブロック肉を入れ塩をまんべんなくまぶす。
(5)タマネギのスライスと(4)の肉をまんべんなくまぶす。
(6)ビニール袋内の肉とタマネギに(1)のハーブ液をふりかける。
 ハーブはそのままでよい。
(7)ビニール袋のまま冷蔵庫で
1週間保存。
 保存中、塩がまんべんなく効くように、こまめに天地返しする。

塩抜き前々日
6時間
1週間塩漬けにした肉を塩抜きする。
(1)タマネギとハーブを取って、肉を水洗いする。
(2)大きめの容器でたっぷりの水を入れて1晩おく。
(3)途中、2〜3回水を入れ替える。
 容器が小さい場合は、さらにこまめに水を換える必要がある。
風干 前日〜 塩抜きした肉を風干して表面を乾燥させる。
(1)塩抜きした肉をザルにあげ、しばらく置いて水気を切る。
(2)ペーパータオルなどで肉の表面の水気をぬぐう。
(3)涼しい部屋に置き、1晩、扇風機などでゆるやかに風をあてる。
 風がまんべんなく当たるように、ときどき天地返しをする。
なお、風干は、干物用のネットなどに入れて一晩外気にあてるほうがよいだろう。害虫、害獣などの心配がありまだ試していない。
補助用具以下は、
当日
我が家の薫製炉(スモーカー)の個別の事情も含まれる。
用具説明
ストーブと燃料燻製炉を予熱する。もちろん、燻製用の電熱器を使ってもよいが、時間がかかる。うちではガソリンストーブを使用。ガスストーブでもよい。ガス、ガソリンいずれにしても、燃焼であるから炉内の温度と換気に注意する。
注意:炉内が高温になると爆発の恐れがある。自己責任で!
金網、サラダ油、刷毛金網にサラダ油を塗って、燻製する素材を載せる。
アルミフォイル液だれが下の素材にかからないようにする。
オーブントレイ最下段に置いて煙と熱を分散ささ、上部からの液だれを受ける。
燻製炉
or
スモーカー
 電熱器、サーモスタット関係は、秋葉原の坂口電熱で売っている燻製セット用のものが参考になる。
→坂口電熱は燻製セットの扱いを止めたようだ。 2009/09/30
用具説明
電熱器600ワット、200ワットの2台。
600ワットは保温用、200ワットはチップ加熱用。
サーモスタット温度範囲 30〜110℃
電力容量 1200ワット
配線電熱器とサーモスタットを接続する。
チップ用容器チップを容器に入れて電熱器に載せる。電熱器の径と同じサイズの容器がいい。ステンレスの犬猫用の食器を使っている。
燻製チップ市販の1袋500グラム1袋を使用する。
ヒッコリー、サクラが無難。サクラはえぐみが強い。
ザラメ最後に燻らせると仕上がりの発色がよくなる。
予熱我が家の薫製炉(スモーカー)の個別の事情である。コンクリートブロックが主な素材だから、電熱器ではなかなか暖まらない。燻製炉をコールマンのストーブで30分ほど予熱することにしている。
金網処理ベーコンだけなら必要ないが、金網のグリルに刷毛(布、ペーパータオルなどでもよい)でサラダ油を塗る。魚などを同時に燻製するときは、そうしないと、実が剥がれたり皮が破けたりと悲惨なことになる。
設置  肉と魚の段のあいだのにはアルミフォイルのシートを貼った金網を入れる。
最下段にオーブントレイを入れる。
温干 電熱器で燻製炉を加熱する。
  温度は60℃
  肉は2時間
  魚は1時間
燻蒸 チップ用容器にチップを入れ、200ワットの電熱器の上に置いて燻す。
  温度は65℃
  肉は4時間
  魚は2時間(薄い切り身は1〜1.5時間)
注意:チップを加熱すると、チップが燻って発熱する。そのため、サーモスタットを65℃に設定しても一過的に80℃近くまでいってしまう。いまのところ制御する方法は思いつかないが、結果として、気にする必要はない。
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