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キジ 2009年2月21日

今年はじめて、都内へでかけた。明日の帰りが遅くなると鉄道がなくなるので、自転車で10キロほどさきの鹿島神宮駅まで出て、高速バスに乗る。

その途中、県道の右側の歩道を走っていたのだが、反対側の車線にトリの轢死体が見えた。羽根は茶色で、大きさからしてニワトリかと思って通り過ぎたが、どうも気になって自転車を戻した。

車にはねられたキジ

車の通りは多いが、みな路面の異物を避けて通る。流の合間を縫って近づき、羽根をつまみあげ、反対側の歩道の脇に置いて観察した。キジだった。轢かれて時間がたっていないので肉にも羽根にも新鮮さが残っていた。赤い肉がはみ出して、ほ乳類なら気持ちが悪くなるような姿だが、あまり嫌悪感はなく、われながら意外なことに、“これ美味そう”というのが第一印象だった。昔、会社の近くにトロワ・フェザン(3羽のキジ)というレストランがあったのを思い出す。

上がキジの頭部 嘴と肉襞がわかる羽根の模様は新鮮

この辺りは鹿嶋アントラーズのスタジアムに近いのだが、まだ林が沢山残っている。キジも朝の散歩?に出たのだろうが、車道を通ってしまったのが運の尽きだった。

  
   
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