ヒヨドリの雛　2009年6月17日

このところ急に巣の周囲が騒々しくなった。頻繁に親鳥が餌を運んでいる様子だ。まず家の近くの高い場所に止まりしばし囀る。そこから周囲に注意を払いながらだんだん巣の近くへ接近してくる。それでもすぐには巣に入らず、周囲の木立を行き来してから、ぱっと飛び込む。

こちらも終日見張っているわけでもないので、チャンスがなかったが、さきほど庭にでたところ、偶然、親鳥の気配がないので覗いてみた。前回卵を写したときから、脚立はそのままにしてある。

脚立はそのままにしてある	脚立の右上の葉叢に巣がある

脚立に上って、少し葉叢を掻き分けると、１羽の雛が無言で首を伸ばしてきた。急いで携帯を取りに戻って、撮ったのがこの２枚だ。

眠っているわけではない	用心して身を堅くする雛

カメラをもって覗いたときは、親鳥でないことが分かったのだろう、写真のように塊になって動こうとはしなかった。２羽の嘴が見え、もう１羽は背を向けているようだ。３個の卵は無事孵化した。

これから先、巣立つ前後に、親子がどんな行動をとるか楽しみだ。

2009/06/18
雛が無事孵ったのはめでたいが、困ったことがある。畑仕事がやりにくくなった。こちらが庭で作業でもしようものなら、餌をくわえて帰ってきた親２羽が警戒の鳴き声を発しながら周囲を飛び回るのだ。こっちは見守っているつもりでも、相手には通じない。微苦笑というやつだ。