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スカシユリ 2011年7月3日

恒例のスカシユリを見に鹿島海岸へ散歩した。

マップ(起点標高38m)

鹿島大野駅ハマナス

実はこのハマナスは駅前の植え込み。

いずれもこの時期、常連ばかり。

マサキハルシャギク
オオキンケイギク もう終わりヒメヒオウギズイセン こちらこれから
アガパンサスアズマネザサの垣根

海岸地帯の古くからのお宅は周囲に密生するアズマネザサを刈って防風の垣根にしている。

スカシユリ
ここの群落が一番大きい ただ、ことしはまだ最盛期になっていなかった
チガヤとスカシユリ

このほかにもう1カ所、防波堤の海側にも大きな群落があるが今年はカブ自体が少ないようだった。直接津波の被害があっても不思議はない場所だが、それはなかったように見えた。来年がどうなるか。

防波堤沿いに歩いていると大きなハマグリ採りの道具をもったお年寄りと出会って、立ち話をした。昨日、今日と大潮だからチョウセンハマグリを採るには好機だ。庭の熊手のように大きい道具だったので、それならよく採れるでしょうと話すと、お年寄りは笑いながら、これは違反だと屈託なく打ち明ける。潮干狩りは禁止ではないが、使う道具に制限があるという話は聞いたことがある。都会から押しかけてくる観光客にはそういった規制は必要かも知れないが、根っからの地元のひとにとっては生活に根付いた習慣なのだろう。

もう盛りは過ぎたが浜辺にももちろん……
ハマヒルガオテリハノイバラ
ツルナスナビキソウ

以上で海岸は終わり、帰りは海岸と丘陵の間の窪地を開拓した田圃の道を戻った。

ヤブジラミタブノキの実
ワルナスビ路傍に群生している
オモダカオモダカの葉

オモダカは田圃では悪者だが、花も葉も姿はいい。家紋にも使われ、歌舞伎役者の屋号沢潟屋(猿之助など)にも使われている。

アメリカノウゼンカズラ

海岸のスカシユリの次は、今月後半の西蓮寺のヤマユリだ。

本日はこれまで。

  
   
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