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| 無量寿寺 2009年4月11日三福巡りの調査をしているとき鉾田市の観光案内のWebページで無量寿寺を見つけた。道路距離で25キロあるので、そのときはすぐにいってみる気にはならなかったが、いずれはと思っていた。で、今日は無量寿寺である。まず紹介の写真をみて興味を引かれた。藁葺きなのだ。しかも、親鸞が三年間をここですごしているという。 県道鹿嶋鉾田線を北上し、鉾田から石岡方面へ向かう県道18号を取る。
このへんはサクラが少ないと思っていたら、とんでもない。少ないのは公園や並木に人手で植えられたソメイヨシノだけだ。この時期になると、耕地を取り巻く林のあちこちにサクラ(ヤマザクラと白っぽいのはオオシマザクラか?、このあたりに自生しているのかどうか知らないが)が咲き出した。だいたい、近づけるところは少ないから今でないとサクラかどうかわからない。上のヤマザクラも工場裏の藪の中、とても花見どころではないが、巨木である。
自転車で長駆すると、かならず小動物の轢死体に出合う。これをして、自然が残っているというべきか? 三福の筆頭(ま、かってにわたしが決めたんだが)福泉寺。前回、気に入ったのでまた途中で寄ってみた。やはり、いいなあ。 鉾田市街のだいぶ手前、二重作付近に、こんな清流が残っていた。子どもの頃の小川が懐かしい。二重作とは変わった地名だが、このあたりの姓にも多い。
2007年まで鉾田から石岡まで鹿島鉄道線(鉾田線)が通っていた。左下は鉾田駅の跡。いまもバス停としては「鉾田駅」。 偶然、塔ヶ崎十一面観音の看板を見つけて寄ってみた。 慈眼寺は、鉾田と石岡を結ぶ県道8号を、当間で分かれて県道18号へ入る。この県道が自転車には快適。左には広大な畑、右手は丘陵。道端のバス停を見ると、1時間に1本くらい、鉾田-水戸間のバスが走っているが、自動車はほとんど通らない。もちろん人通りもない。 この寺の周囲は、こんな風景。
無量寿寺へは左上の写真の山麓に沿って県道8号が走っている。 到着しました無量寿寺。
檀家の集まりでもあるのか、三々五々ひとびとが集まってきている。本堂からはさざ波のように話し声が聞こえてきた。
この寺の墓は、正面に「南無阿弥陀佛」、その下に家名があるものが多い。親鸞の謦咳、いまだ耳朶に響くか。鬼澤は、この辺り一帯に多い名前。
帰りは北浦右岸の道を辿り、鹿行大橋を渡った。出発は8時、帰宅は12時半。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||