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ヒヨドリ騒動 2009年8月17日

藪刈りから始まったヒヨドリ騒動も、一件落着。別項目として、まとめた。

発端、藪刈り 2009/08/9

家の外周の薮を刈っていて、太い蔓に行き当たり、鋸を取りに戻ろうとしたとき、庭の塀際に植えてあるビワの木を見て驚いた。鳥の巣がある。またヒヨドリだ。何日か前からこのビワにしきりにヒヨドリが止まるので、もしやとは思ったが、前回のカエデよりさらにすかすかで見通しの良いビワに巣はかけまいと決め付けていた。カエデの時はまだ茂みの中だったが、いくら薮側とはいえ今度のはほとんど丸見え。ヒヨドリは大胆なのか戦略なのか。

あとで巣を確認してみると前回と同じくらいの雛が三羽、餌を求めて盲目の頭を振っていた。午後はこちらの邪魔でろくに餌をもらっていまい。まずいタイミングでの藪刈りになった。

またもヒヨドリの巣が
ヒヨドリ 2009/08/13

今日は、午後から気温が上がってぐったっり。小鳥たちも静まりかえり、セミだけが元気。ヒヨドリの親も姿が見えないので、巣の様子を見てみた。

どうやら4羽 twitter 日曜に見たときはまだ孵っていなかった?

塀に上って覗いてみると、雛たちはクークー、昼寝中であった。3羽と報告したが、どうも4羽いる。相当携帯を近づけているので大きなシャッター音が聞こえるはずだが、白河夜船。

ヒヨドリ 脱走 2009/08/16

不用意に巣に近づいたのがまずかった。雛が三羽、一斉に巣から飛び出し、庭に逃げ出すは、先週刈った薮へ逃げ出すはで大騒ぎ。早いもので、孵ってすぐと思える雛を見てからまだ一週間、もう羽根が生え、飛べる状態だったようだ。

三羽しかいなかったので、もう一羽はすでに巣立っていたのか。集めて巣に戻したが、パニック状態ですぐに巣から飛び出してしまう。しかたないので、巣の近くに脚立を立て、その上に段ボールの箱を固定して、そこへ戻したが、同じこと。ただ、一番幼かったのか一羽だけがそのまま残った。打つ手もなく時間は過ぎ、しばらくすると、一羽は柿の木に、もう一羽は梅の木に止まっていて、段ボール箱に残った一羽は箱の縁に止まっていた。親が交互に三羽の面倒を見ているのでほっとする。

逃げ出した雛巣代わりの段ボールの縁に止まる雛
網戸の内側の室内から撮っている

夕方、暗くなったので段ボールの一羽を元の巣に戻したが、また大騒ぎをして飛び出す。それでも、掌に囲って少し落ち着くまで待って、元に戻すとやっと静まった。

こちらが手をさしのべると、親だとおもって大きな口を開け、さらに近づいて手が触れると、ギャーギャー鳴いて大騒ぎをする。やれやれ。生き物の世話は大変だ。

この三羽、もう明日ぐらいが巣立ちの時期だったのだろう。親も面倒を見ているし、お天気も良いから、無事に成鳥になると思う。

ヒヨドリ 巣立ち 2009/08/17

今朝、庭を見ていると柿の木に2羽の雛が並んで止まり、もとの巣に戻してやった1羽にも親が餌を運んでいる。そのうち雛の行動半径が広がって、塀に止まっていたり、外の薮に生えたクワの枝に止まっていたりするようになった。親も周囲で見守っている。これでヒヨドリ騒動も一件落着のようだ。写真を撮りたかったが雛を脅してしまうので、やめておいた。

  
   
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